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QRコード

昨日ふと思いました。QRコードってどこの国で開発されたんだろうって。

だって、QRコードってめちゃめちゃ便利じゃないですか。これまでHPを調べるとき、URLを全部打つか、いちいち検索エンジンで検索して、そこからHP探して、という過程を経ていたのが、専用アプリで読み込むだけでそのリンクに飛べちゃいますよね。今ではキャッシュレス決済にも使用されており、日本ではそこら中に広まったQRコード(Quick Response Code)ですが、海外ではあまり見ないなって思ったのです。

で、調べたら、案の定、日本の企業であるデンソーが開発したものでした。

ちなみに、アメリカやカナダに毎年数回行くのですが、QRコードを見た覚えがありません。アメリカは日本なんかよりも断然キャッシュレス社会なのですが、クレジットカードやデビットカード、小切手が主流で、現金派もなんと31%もいるとのこと。スマホでの決済はそこまで一般的でないのです。逆に中国はQR決済大国で、前にテレビで完全に無人のコンビニも見ました。(シアトルのAmazon Goみたいなやつです)

ちなみに近くに現金しか使えないスーパーがあるのですが、先日そこでお昼のお弁当を電子決済(PayPayとか)で払おうとして断られ、クレジットカードも使えないと言われ、絶句しているサラリーマンがいました(現金を持ってきていなかったようです笑)。私も去年あたりからほとんど現金を使わない生活をしているので、気持ちはわかりますが、現金のみ使用可の店は飲食店を中心にまだまだあるので(ラーメン屋とか)、常に現金は持ち合わせています。

さて、そんなこんなで、改めて日本を見直した次第なのですが、他にも日本で発明された世界に影響を与えたものってたくさんあるなと思ったのでした。

ぱっと思いつくところで、以下のようなものが思い浮かびました。

ウォークマン
カラオケ
VHS(ビデオ)
家庭用ゲーム機(ファミコン、プレステ、など)
インスタントラーメン
新幹線
LED

しかし、他にも調べてみたら、まだまだすごい発明品がありました!

卓上電卓
ノート型パソコン
カーナビ
3Dプリンター
自撮り棒
絵文字
自動改札
ビーチサンダル
乾電池

ちなみに、番外編で、日本では普及したが、海外では普及しなかった日本の発明品。

ウォシュレット
MD

私のnoteでは、日本はあらゆる面でグローバル化の波に乗り遅れ、世界でプレゼンス(存在感)を失っており、だからこそ教育を変えることで日本を変えていきたい!といつも息巻いているのですが、改めて振り返ってみると日本人が世界に与えたインパクトはやはりすごいものがあり、イノベーション大国だった(過去形)ことは本当に誇りに思います。

今から20年位前に初めてロンドンやN.Y.などの大都市に行ったときに、SANYOやSONYなどの日本企業の看板がドドーンと光り輝いているのを見て、なんか日本人として心くすぐられたのを思い出しました。”Japan as No.1"と世界に名をとどろかせていた時代が確実に存在したのです。

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出典:http://rebrightpartners.com/ja/2019/11/04/unicorn/

一方、こちらは各国のユニコーン(時価総額$1B以上の未上場)社数ランキングです。残念ながらこれが現状です。GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)を生んだアメリカ、BAT(Baidu, Alibaba, Tencent)を生んだ中国のような土壌が今の日本には存在しません。だからこそ、日本でも「お金の教育」や「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を学校教育に取り組んでいくべきだと思うのですが、それ以外のところで問題が多すぎてそれどころではないのも重々理解しています。

栄枯盛衰。

日本がここから中国やアメリカと張り合えるほどの奇跡的な変貌を遂げるとは考えられませんが、衰退の一途をたどるのではなく、社会全体にイノベーションを起こして、国民が幸せに生きていける国になればいいなぁと思います。そのために教育の力を信じて、21世紀を生き抜く力を持った子供たちを育てていきたいと思います。