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貴様はいつまで準備しているのか問題。

これが終わったら◯◯しよう。
……よく「この戦争が終わったら彼女にプロポーズをしようと思うんだ」というセリフが死亡フラグとして使用されますが、私の場合はいつまでやっても目的にたどり着かないという先延ばし案件に使われるセリフです。
自覚はええ、ありますとも。

母の遺品などをゆっくり断捨離として減らしているのですが、母のだけではなく自分のいらないものも暖かくなって参りましたので、先に減らすべきものです。ですが、積読を減らそうにも「これ読んでないしな」といってずっと数年前から積んでいる本があります。読みたいけれど、読むのに体力が必要そうな本です。現代人は「タイパ」を気にしているがゆえに本は面白いと確証されているもの、簡単に楽しくなる展開、頭を使わなくてすぐ内容が頭に入ってくるものが流行ります。
といっても、文藝作品はなくなりませんし、人間の葛藤もなくならないのだから、文學界が衰えているという憂いがあるわけではありません。私はそこまでえらくないし、難しい作品も手に取らないタイプだからです。
話がそれましたが、「まだ、これを読むべきタイミングではない」といって手にとらずに放置している本が積読になっているんです。断捨離をしている最中ですが、それはいつ終わりを告げるのか。新しいものを買わなければ終止符を打つことができます。今持っているものを大事にしていく精神があれば何ら問題ないでしょう。

でも、買ってしまうのは何故なのか。それは本がとても「タイパ」と「コスパ」が良い商品だからです。わざわざ偉い人の講演会を運賃と時間をかけて行かずに自宅にいながら、しかも本は大抵三千円以内で知識と経験に詰まったものが読むことができます。キングコングの西野さんもそれだけのお金で人の知識が手に入るのだからこんなお得なことはないと仰り、買った本が1500円なら、大事なところに付箋をはり何度も読み直すことでその本の価値は1500円以上となると仰っていました(西野さん自身もなにかにお金を支払ったらその金額以上の元を取ろうとするとのこと)私は「さらっ」と読んですぐにブックオフに売ってしまうのですが、それは払ったお金の元はとっていないのではないか、と今更ながら勿体ないと感じました。
昔は感想をインスタグラムなどで呟いておりましたが、それを記録する時間が勿体ないと思って、自分の中だけでとどめておけばいいと最近更新していませんでした。けれど、結局書いていることを反芻しない限り、忘れてしまうので、買った意味が無くなってしまい、結局コスパが悪いことをしてしまったのです。そればかりか、読んだ時間も意味がなさないので、タイパも悪いのです。なんてこった!

一番、小説を書いていた学生時代。掃除をして、紅茶をいれて、誰もいないリビングでガリガリ書いていました。パソコンなどなかったときは手書きでノートに書いていました。
これは書く前のルーティンだったのですが、今は書く前に掃除をして、断捨離と称して読書をして、次第に眠くなってくるので仮眠をして、残業が多いので、自宅時間が減り家族でドラマを見る時間が休日しかなくなってきたので、ドラマを見始めると、もう晩ごはんやお風呂の時間となります。

すべてが終わり、寝る準備をすませて、いざ書こうとなると12時前だったりします。そしたら動画みて、「あ~こんなはずじゃなかったのに~今日も何もできなかった~」とダラダラ、今日を名残惜しむ時間となります。
そしてまた労働の一日へ。早起きすることが全ての解決法だとわかっているので、今日は「あ~何もできなかった~」とリベンジ夜更かししてしまう前にせめて文字くらいは打っておこうと自分のためにnoteを書いています。あと読書しておりました。

が、これも曲者です。なぜなら、本当の目的は「小説を書いて投稿する」なのに、noteを書くか、読書をすることで、めいいっぱいとなっているからです。ドラマも曲者ですが。家族全体がなにかのエンタメ作品を吸収することに人生のほとんどを費やしている状態で、どこかに出かけることも計画をしないと出かけることもできませんので、週末はいつもと変わらない日常を過ごしてばかりいます。フットワークが重い。
結局、人生のライフステージを次へ進めることができないでいるのは、いつもと同じ行動しかしていない結果だと思います。
その中でも数年前からやっている断捨離は少なからずいい影響には思います。妹も遺品整理で他人の家に清掃に行ったことがあるのですが、死んだときに物を捨てることは面倒で、それを誰にさせるのかといった問題は若い頃に解決しておくべきだと、私の断捨離に賛同してくれるようになりました。
ミニマリスト、まではいかなくともシンプリスト、というスタイルもありです。好きなものだけを持っている生活ですね。

やぱり、解決法は早起きしてリベンジ夜更かししないように、朝にしたいことをしてから早めに出勤して、メリハリつけて仕事をして、死んだ頭で残業しないことですね。ついに三人目の退職者が出たので、新人だらけとなります。その中もでマニュアル作成しながら日々の仕事をこなしている状況で、一周まわって何も手につかず急ぎじゃない仕事をしているという仕事の出来なさです(それはやり方を変えるべき)

朝活していたときに、読書もしていたのですが、読書をしていたら眠くなって、10分だけ制服で寝てしまう日もありました。
ですが、やりたいことは小説を読むことと、多少の運動、小説を書くことです。浮かんでは消えていく話をまとめておきたい。何故、小説が書きたいのかと聞かれたら自分を好きでありたいためでもあります。
積読の中に小説のハウツー本ばかり並んでいます。
とてもきれいな状態で積んであるのです。私は小説を書く前に、小説の書き方をまず学ぶへき、遠回りだけど近道だ、未熟なんだから本を読まないと、ちゃんとしたプロットを作成してから書き始めようと方向転換したのですが、実は学生の頃はプロットをつくった方が書けませんでした。
途中からあらすじを書いたメモを用意しはじめたのですが、それは世間でいわれるプロットというよりは本当にあらすじを書いたものです。そのまま、小説に使う文章も混ざっています。これが私のプロットでした。

きっと、ハウツー本を読む粋まで達してない気がします。
とりあえず、書いて完成するのが問題がなくなった頃にレベル上げのために本を一部参考にするくらいが良いのだと思います。
これもまたハウツー本に書いてあったのですが、
「準備ばかりしていると、寿命が尽きる」。

最近、つくづくこれを感じます。私ももう40歳前になりました。
人生を本気で考えはじめる年齢です。
自身の体調管理、睡眠、仕事(小説家志望は仕事を辞めてはいけないとことごとく書かれているため)、動きながらあとはやればいいよと自信を許すことだと思いました。
いつまでも動けないでいると、タイムオーバーになってしまうよ、と。




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