メタ認知で自分をより良くする(ワガママ度チェック付き)
頭をより良くする「メタ」
色々なメタを認識する
いつからか色々な所で目にしたり耳にするメタという言葉、仮想現実空間のメタバースやFacebook社が2021年10月に社名変更をしてMeta社になった事を連想される人もいらっしゃるかと思います。
ネットスラングで言うメタ
これはメタフィクションを指していて、小説、映画、アニメ、ゲームなどにおいて、作中であえて「これは作り話である」と表現する手法を意味しています。
例を挙げると、映画の中で登場人物が視聴者に向かって話し掛けたり、アニメの主人公が、その作品の解説をするなどがあります。
表現方法としてのメタ
他にもメタは、メタファーとして使われることもあります。比喩では「○○のような」「○○に似た」「○○みたいな」といった言い回しを使いますが、これを使わずに示すのがメタファー(隠喩(いんゆ))です。具体的な比喩表現を使わない例えのことを指しています。
メタの語源
「あとに」という意味の古代ギリシャ語の接頭辞です。それに加えて「超越した」「高次の」などの意味もあり、物事の視点の外側から見る、物事を俯瞰して見る事を指す場合もあります。
メタ思考とメタ認知
メタの意味の中で、"物事を外側から見る"というものがありましたが、メタを上手く活用して客観的に物事を捉えることができるようになれば、ビジネス、認知行動療法、コーチング、問題解決、日常生活など、あらゆる事が良い状態になっていきます。
メタを活用するメリット
・気づかなかった事に気づく事ができる
・自分の心癖(思考パターン)を見破る
・クリエイティビティの目覚め
メタには、メタ思考とメタ認知という言葉があります。
メタ思考
物事(問題)を俯瞰的に(上から見下ろすように客観的に)考えていく思考法を指します。
メタ認知
メタ思考を意識したり、メタ思考を意識して実施することをメタ認知と言います。対象は自分自身から物事の本質まで多岐にわたります。
ワガママ度チェック
自分自身を客観的に見て、より良い自分にするためには、本質的な自分自身をよく理解する必要があります。
心癖(思考パターン)や思い込みは、心理的盲点によって自分では見えなくなっている事がほとんどです。なぜなら、人は自分自身の感覚を疑わないのが普通とされているからです。
ワガママ度チェック(YES/NO方式)
①喧嘩や口論は勝たないと意味がない
②人に批判されるとイラつく
③他者は自分よりも劣る
④空腹時に自分を待たせるのは許せない
⑤近くで人が騒いでいると腹が立つ
⑥よく自分の事を棚に上げて考える
⑦他者の悪いところがいつも目につく
ワガママ度チェックでYESが3つ以上あった人は、少しワガママな傾向が強い人である可能性があります。
メタ思考のポイント
自分を特別視せず客観視するところが重要になります。次の記事からは、メタ思考、メタ認知を含めて認知科学の側面から自分をより良くするためのお話をしていきます。
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