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失敗の恐怖"アティキフォビア"の克服③4つの克服法

前回の「失敗の恐怖"アティキフォビア"の克服②先延ばし癖と原因」では、
・先延ばし癖とアティキフォビア
・アティキフォビアの原因

などをお伝えしました。


失敗の恐怖は、"アティキフォビア"と呼ばれていて、仕事やプライベート、人生の目標やゴール達成に対して大きな障壁となります。しかし、思考、感情、行動を妨げるアティキフォビアにしっかりと対処をすることによって、より肯定的な計画性、集中力などを身につけることができるのです。

アティキフォビアの影響と結果

アティキフォビア(失敗の恐怖)は、日常生活の中でチャンスや問題解決を見逃してしまう可能性があります。

また、他者へ悪影響を与える可能性や、ゴールや目標を達成するための成功志向ではなく、実質的なリスクの有無に関わらず、その損失を防ぐためにより多くの注意を払うアプローチをおこなう傾向となります。

アティキフォビア(失敗の恐怖)による影響には、以下のようなものがあります。

・タスク、チャンス、人間関係からの回避
・自己評価、自信、自尊心の低下
・挫折からの回復が困難
・無力感、自己コントロールの欠如
・達成感や成功感覚の不足
・あらゆる分野に対する不安感
・自己破壊や自己妨害(先延ばし癖、言い訳、意図的なパフォーマンス低下など)

アティキフォビア(失敗の恐怖)を克服する4つの方法

1.前向きに失敗の恐怖を認識する

なぜ失敗を恐れるのか?失敗がどのように影響するのか?をしっかりと認識し、アティキフォビア(失敗の恐怖)と対峙していきましょう。

例えば、失敗を意識するあまり、喜ばしい成功のためではなく、失敗を避けるために努力をしたり、必死になったり、失敗の理由を得るために先延ばしや回避行動などをおこなってないでしょうか?

しっかりと失敗の恐怖を認識することで、思考や行動のどこを変化させれば良いのかが見えてきます。(一人でおこなうことが難しい場合は、知識のある専門家や、信頼できる相手と一緒におこなってみましょう。)

2.失敗とは何か?の再定義

アティキフォビア(失敗の恐怖)を克服するためのポイントは、失敗についての"新しい視点を身につける"ことです。

失敗を「絶対的に悪いもの」と見なすだけではなく、失敗と様々な関係を築くように思考をシフトしてみましょう。

・フィードバック(参考にする)
失敗は、学び、修正、成長、成功のチャンス
・メリットの追求
失敗から得られる利益を見つける練習をする
・乗り越えた先のイメージ
その失敗を乗り越えた先に何があるのかをイメージして取り組む
・失敗など瞬間的なこと
「失敗した」という状況は、ずっと続くものではないので、「あまり大きな要素として考える必要はない」と納得する

3.より明るい未来、成功をイメージする

失敗を念頭に置き、そうならないように多くのエネルギーと時間を費やすよりも、より明るい未来や成功を念頭に置き、思考や行動をおこなうほうが、自分が本当に望む結果を得られる可能性が高まります。

アティキフォビア(失敗の恐怖)が、真の成功やゴール達成の邪魔をしていることを再認識しましょう。

4.自己評価を高める

"失敗の役割"について、新しい視点を身につけていく間、"自分自身の評価"についても変更していく必要があります。

自己能力に対する信念を向上させることは、アティキフォビアを克服するための、もうひとつのポイントです。

自分の弱みや欠点を熟考する代わりに、強みや利点、才能、可能性に焦点を当ててみましょう。

つづく

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