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【SDGsを解説!】世界の困りごとはビジネスチャンス

こんにちは、TOMAグループ藤間秋男です。「藤間秋男の100年企業創りレポート」より、永続企業にするための、今日から皆さんの会社を100年作るためのエッセンスをお届けさせていただきます。

SDGsは中小企業にとってもビジネスチャンス

SDGsは世界の困りごとをまとめたもの。ビジネスチャンスです。皆さんの会社のビジネスチャンスです。SDGs持続可能な開発目標をご存知ですか。2015年9月に国連で採択された2015年から2030年までの国際目標です。これはあと10年で達成しようという国際的な目標です。17のゴールと160のターゲットで構成されています。

このSDGsを中小企業もビジネスチャンスとして考えるべきだと思います。なぜならば世界の困りごとだからです。

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それは具体的に言うと、

貧困をなくそう。飢餓をゼロにしよう。すべての人に健康と福祉を。質の高い教育をみんなに。ジェンダー平等を実現しよう。安全な水とトイレを世界中に。エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。働きがいも経済成長も。産業と技術革新の基盤を作ろう。人や国の不平等をなくそう。住み続けられるまちづくりをしよう。作る責任使う責任。気候変動に具体的な対策を。海の豊かさを守ろう。陸の豊かさを守ろう。平和と公正をすべての人に。パートナーシップで目標を達成しよう。

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これは世界の困りごと、日本の困りごとです。この他の困りごとをビジネスにするのは我々の仕事です。皆さんの仕事というのは、他のお客様の困りごとを救う。SDGsはこの困りごとを救うと同じなんです。新しい宝の山だと私は思います。

SDGsには2つの大きなチャンスがある

それは世界の共通言語であり、未来のキーワードだ。SDGsは企業経営にとって宝の山です。皆さんの会社も同じです。中小企業にとっても大手の企業にとっても宝の山です。新しいビジネスを作るためには、SDGsには2つの観点で大きなチャンスがあると私は感じています。1つはビジネスの芽を見つけること。SDGs関連で、世界ではその計算すると12兆ドルという市場があると言われています。それは社会の解決ニーズが間違いなくあるからです。

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世界の共通課題を入り口にして、自分たちの持っている能力や経験、インフラを使って新しいビジネスモデルを作り上げていく。そのヒントになると思うのです。これをやることによって、世界の困りごとを助ける社会的な要請を受ける。これは社員にとってプライドが持てます。大義が出ます。それで皆さんの困りごとをなくしたら、当然収入も出てくる。先義後利の一番重要なところだと私は思います。

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2つ目は大企業を中心にESG(環境、社会、ガバナンス)の観点が強く求められているということです。大手の企業は、さらにこのSDGsやってない会社には、投資をしないという考え方がこれから出てくる。ファンドが「お前のところSDGsやってないから投資しない」というような選択をされる。

そうなると取引出来なくて困るからSDGsに取り組むことが求められます。実はみなさんの会社も同じなんです。そうなると取引をしているサプライヤーにも、その意識が強く求められます。

SDGsの機能を盛り込んだ商品やサービスの重要性が高まる。また逆にSDGsを取り入れない企業とは取引をしてくれなくなる可能性がある。SDGsはそこがすごく重要だ。自分たちのビジネスチャンスなんだけどそれを取り組まないと排除される可能性が出てくる。そういうことを思います。

まずはSDGsを理解し、経営に加えていく

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SDGsを実践する5つのステップ。まずSDGsを理解する。本屋さんにいっぱい売ってます。図解とか分かりやすいのがあります。それを見て、その中で役員会とかいろんな会議の中で、SDGsで我々にできることは何があるのかということを一ヶ月でも宿題で与えて皆に考えさせる。

これは当然ビジネスチャンスとしての問題と社会的な要請からできているものですから、それはやっていただく。優先課題を決定する。目標を設定する。それを経営に入れて統合していく。報告とコミュニケーションを行う。美しい地球を次の世代に手渡すためにも、SDGsに取り組み、実践していきませんか。

TOMAとしても具体的具体策を考えるとともに、お客様のSDGsの対応、経営計画をSDGsに入れ込むなどサポートしていきたいと思っています。TOMAとしても、このSDGsについては、TOMA自身としてもやろう。お客さんにもお勧めをしていって、その計画のお手伝いをTOMAがしていければいいなと思っております。

どうもありがとうございました。


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