場所、時間、組織に束縛されない働き方へ

note 8日目だ。

実はnoteを初めた時から「 #これからの仕事術 」は書いてみたいと思っていた。ただ、締切まで少しあったので、後回しにしていたのだ。

そうこうしているうちに締切の日が間近に迫ってきたので、そろそろ書いておきたいと思う。

数年前あたりから、オリンピックを意識したテレワーク導入の動きがあったり、働き方改革の一環で副業複業)が話題になっていたりと、コロナウイルスが流行らず、予定通りに東京オリンピックが開催される別の世界線があったとしても、2020年は間違いなく仕事のスタイルや働き方を見直す年になっていたんじゃないかと思っている。

自分はこのコロナ禍で、自分自身の仕事環境や日々の生活が大きく変わってしまったこともあり、何となく想像していたあるかも知れない未来の働き方が急に現実のものになってしまった感が大きい。

先に、何となく想像していたあるかも知れない未来の働き方について説明しておこう。

最近、ネットサービスが普及したことで、人々の生活を大きく変わりつつあると感じている。
場所や時間に制約されずに、様々な情報に触れたり、聞きたい音楽が聞けたり、見たい映画を見たり、オンラインでゲームが楽しめたり、オンラインで買い物を楽しめるようになったからだ。

ネットで人々の生活は大きく変わったと思うが、仕事はどうだろうか?
PCが普及したこと、インターネットが普及したことで、仕事に利用する道具や手段は大きく変わったと思う。
しかし、電車に乗って始業時間に間に合うように会社に出社し、仕事が終わったら電車に乗って家に帰るのは、何も変わっていない。
会社によってはフレックスタイム制が導入されたりもしているが、コアタイムは会社に居なきゃダメだったりで、決まった時間に会社に居ることが前提になっていることも多々ある。

ネットのおかげで、私生活は時間や場所に制約されることが減っているのに、仕事だけは20世紀から変わらず、時間や場所の制約が大きい

だから、少し先の未来を見据えたらどうなっているんだろう? と考えていた。

ネットは普及しているし、ノートPCやスマホが会社から支給されれば、自宅やカフェでも仕事はできる。
そうなると、毎日会社に出社しなくてもよくなるのではと思った。
また、出社する頻度が激減することになるから通勤定期は必要ない。

対面のコミュニケーションが必要な時だけ貸会議場とかコワーキングスペースの会議室に集まるでもいい。
これは更に先の未来だが、VRが普及すれば、家に居ながらも仮想空間の会議室に集まることもできるようになる。

仕事のために家から出る必要がいずれはなくなっていくのではないかな。と、その時は薄っすらと思っていた。

コロナ禍で人と人が集まる機会を減らす必要に迫られたので、リモートワークが可能であれば、選択せざると得なくなった。
そこで起きたことは、以前なら色々と理由を付けたり、工夫が足りなくて難しいと考えていたケースも解決策や打開策を見つけることができたので、リモートワークの見直しが一気に進んだ。

そのこともあり、非常事態宣言が明けた後も、リモートワークに完全に切り替える会社、リモートワークを継続する会社、リモートワークの日を導入する会社、リモートワークを完全にやめる会社等、様々な動きがある。

一度、リモートワークを実施した会社の多くは、合う合わない、メリットデメリットが見えて来たことで、完全にやめる必要はないんじゃないかと考えているところが多いように思う。

人によっては家で仕事をするよりも、職場に行った方が集中できるという人もいるが、それは家では最低限の生活ができればいいと割り切って生活スタイルを作っていたからという側面も大きく、家で仕事をするという生活スタイルを取り入れたり、その生活スタイルに合わせた住居や住む場所を選ぶことで大きく変わるのではないか。

もちろん仕事の内容や職種によっては、リアルな対面でしか仕事が成り立たない人もいるし、施設や現場に行かないと仕事にならない人もいる。

そういった仕事や職種ではない人にとっては、今後は場所、時間、組織に束縛されない働き方が当たり前になっていく。

例えば、就職する時や転職する時に「週に何日リモートワークが可能か」、「勤務開始時間や勤務時間の調整は可能か」、「副業(複業)は認められているのか」などの質問は必ず出てくるようになるだろう。

むしろ、当たり前のように出てくる質問になれば、雇う側の企業説明の中で必ず触れられるようになると思うし、3つが可能でないと雇われる側から敬遠されるような時代が遠からず来る。

 21世紀が始まって20年経とうとしているが、今まさに20世紀からの働き方が大きく変わろうとしている。
この変化の時を機会と捉えて、これからの仕事術をしっかりと考えていきたい。

#これからの仕事術 #リモートワーク #働き方改革 #コワーキングスペース #コロナ禍 #VR #副業 #複業

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