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柔整物語.2

トムです(プッシュアップ)

今回は、就職~退職です

私の精神状態の波がみられます(笑)

就職先探し

私は、どこに就職するか深くは考えていませんでした

3年の夏ごろから学校を紹介してくれた先生、学校の先輩方に話を聞きながら、整形外科で働くことに興味を持ちました

主な理由として

  • CT、MRIなどの画像所見があり、正常と異常の差が理解しやすそう

  • CT、MRIなどの画像所見があり、治癒の経過をしっかり追えそう

  • 医師を始め、看護師、PT、OT、STなど医療従事者がたくさんいるため、色々な角度から症例を見えそうだ

  • 老若男女問わず、患者さんが見えるのはいい経験になりそうだ

などがあり、これは行くしかないと思い連絡を取りました

一度見学に行かせていただき、決断しました

採用合格もいただき、これで社会人かと感慨深い気持ちでした


仕事始め

社会人になり、ワクワクした気持ちで初出社の日を迎えました

ワクワクが吹っ飛ぶくらい、バタバタしたのを覚えています

機械の扱い方・患者さんとの接し方・書類の書き方など覚えることは山積みです

やっと一つクリアしたと思ったら次々に出てくる試練

これはやべーなと思いましたね

こんなたくさんのことを抱えながら、患者さんと向き合っていく先輩方が、信じられませんでした

初日の夜は過去一早く寝れました(笑)


急な不安

就職して、一年近くたったころ、この仕事長く続けれるのかと考えるようになりました(今思えば、うつ症状っぽくなっていたんだと思います)

人の命を左右するこの仕事が自分に合っているのか急に不安になりました

今でも忘れられないエピソードがあります

いつも通り会社に行こうと家から出ようとするも、すごく気分が重い

意を決して車に乗り、勤務先近くの駐車場についた時、すごく苦しかった

会社に行かないといけないのに、身体が思う様に動かない

一歩ずつ会社に向かっていましたが、途中で完全に止まりました

これはやばいと思い、その場で上司に連絡を入れました

「当日の朝で、大変申し訳ないのですがお休みさせてください」

上司も優しく大丈夫?と言ってくださり、涙が止まりませんでした

休みをいただき少し気分も落ち着き、家に帰りました

次の日からは、通常通り出勤しましたが心の中は、ずっともやもやしていました

本当にこの仕事はやりたいことなのか

患者さんに適切なリハビリを処方出来ているのか

こんな状態で患者さんに接しているのが申し訳ないな

などをずっと考えていました

考えれば、考えるほど苦しくなりました

少数人に相談し、自分の中でどうするか考えました

そして、退職する決断しました


退職

所属長に退職する旨を伝え、医院長に退職届を提出しました

人生で初めて、退職届を出しました

退職届を書いているときは、不思議な感覚でした

短い間ではあったものの、関わってくれたPT、OT、柔整、介護の先輩方、そして患者様から優しいお言葉をかけていただきました

たくさんの人に支えていただいて本当に嬉しかったし、感謝しています


伝えたいこと

結果的に、就職してからすぐに退職する形になってしまいました

こうなってしまった原因は、現場の勉強不足です

解決するためには、実際に働いてみるしかないと思います

私は、専門学校の3年間、国家試験で点数を取るためだけの勉強になっていました

点数はよくても、現場で使えない典型的なやつです

柔整物語.1でも書いたように、専門学校以外の時間を上手く使えるかが、大切になります


柔整物語は以上です

私の経験が、少しでも誰かの役に立てばうれしいです

Twitterもやってますので、フォローしていただけたら嬉しいです

ではまた!



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