社会人になって、丸3年

4年目の春を迎えた。
当時の生活から抜け出したくて、受験勉強して面接対策やって、安定が得られる職についた。毎月ちゃんとお勤めすれば、20万弱もらえるなんて、何て素晴らしいんだとくらくらした。
お金がなくてケータイはガラケーで、高校の時に買った漫画やオタクグッズをヤフオクで売るような生活からは、一端抜け出せた。

そして、抜け出せるだけじゃ嫌だった。

大学を中退した私は、能力が低い(利用価値がない)と見なされたら大変に生きづらいことを身をもって学んだ。友人はいた。けれど、やはり成績の良かった子達に向けられる信頼の眼差しは本当に本当に羨ましかった。

就職したら、仕事を覚えるためにめちゃめちゃ頑張ろうと思った。それが私が生きていくための道だと。人生一度くらい、人から頼られ、社会に貢献していることを実感したかった。

そしてそれは今も変わりがない。
正直、仕事してたら死にたくなることいっぱいあるし怒られたら涙目なっちゃうし、周りからいじられやすくて凹んだり怒りを覚えたりすることはあるけど、それも全部私の糧にして、10年後か15年後か、笑いとばしてやりたい。

今年も多分たくさん涙する。けれど絶対に絶対に負けたくない。
私は明日も、誰に笑われようと、自分の信念を貫くのだ

#社会人 #お仕事 #エッセイ #日曜日

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