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眠れ眠れ、何を賭してもよく眠れ【社会人1年目振り返り:生活編】

私にとっての社会人元年は、睡眠時間の優先度を人生の中で最大限に上げた1年でもあった。よく眠ることがどれほど大切か痛感した。

気楽な大学生の生活から一転、週5日朝から晩まで働く日々になって、生活は変わった。自分で変えたこともある。

この記事では、生活面から、よかったこと・改善したいことに分けて、社会人1年目を振り返りたい。

写真はフィンランドのカフェ、レストランで撮ったもの

仕事面での振り返り:

よかったこと

まずは、良かったことを5つ。

8,9時間眠るようになって、精神が安定した

Puijo tower

もともと、私は6,7時間の睡眠でなんとか日々を回すような生活をしていた。中学生くらいの頃からずっとだ。
今思えば、全然睡眠時間が足りていなかった。中高大と、授業中に寝てしまわなかった日は数えるほどしかなかった。常に眠かった。

そして、睡眠とメンタルは直結している。日々6,7時間睡眠だったころの私はシンプルに睡眠不足だったのだろう、簡単に落ち込んでいた。頻繁に憂鬱な気持ちに襲われていた。

社会人になっても、数か月は同じような生活をしていたが、ただでさえ慣れないことをしている上に睡眠不足が重なって、ストレスがとんでもないことになった。さすがにこれを続けるとまずいと思った私は一転、8,9時間の睡眠をとる生活に切り替えた。睡眠を何よりも優先させた。

23時に眠り、7時に起きる。在宅勤務の日は8時半ころまで寝ていることもざらだから、そうなると9時間半くらい寝ている。
メンタルはかなり安定した。流石に9時間半寝ると寝過ぎで頭が痛い日もあるが、原因なく落ち込むことはだいぶ減ったように思う。

睡眠、健やかな日々のために本当に大事。
これからも、何を賭しても睡眠は確保する日々を送りたい。

PMS・生理対策で低用量ピルを飲むようになった

Café Meijerinliiteri

去年の春から低用量ピルを飲み始めた。
低用量ピルとは、ホルモンの量を一定に保つ薬だ。毎日飲むことで、PMS(月経前に起きる精神的・身体的苦痛)を抑える効果がある。

私はPMSと生理が重たかった。生理で1週間身体が不調だったののもしんどかったが、生理前に精神的に酷い落ち込みに見舞われていたのが特につらかった。そこで社会人になる前にと3月に婦人科に行って、薬を飲み始めた。

本当に飲み始めて良かったと思っている。
生理痛は以前と比べてかなり軽減されたし、生理が来る日がわかるので大事な予定を入れるのを避けられる。
飲み始めてしばらくは、貧血気味になったりしていたけれど、1年経った今は安定している。月に1,000円弱で安定した体調を買えるのだから、有難い。これからも飲み続けたい。

フィンランド語の勉強をこつこつとできた

Eromanga

いつかフィンランドで働きたい。いつか、というか、10年以内には、と思っている。

フィンランドは、特に都市部は英語で生活できるのでフィンランド語は必須ではない。とは言われながらも、日本人である私がフィンランドで働くには、現地のフィンランド人でない私を雇うに能うメリットを提示できるようにならなければならない。

今の会社で専門性は身につけられたらと思っているが、それに加えて、できるだけフィンランド語も出来る状態でありたい。
という仕事上の理由に加え、やはり、外国に住むからには、その国の言語を喋って生活をしたいという思いは強い。
フィンランドの友人たちとフィンランド語で話してみたい、という気持ちもある。

今は、Duolingoというアプリとテキスト、あとfinnishpod.101というサイトで勉強をしている。語学は、何よりも継続が大切だ。それと、アウトプットをすること。まずは楽しいと思える範囲で、コツコツと続けたい。

率直なコミュニケーションをとる術を学びつつある

Kappeli

昨年の5月にアメリカ人のパートナーができた。
彼のコミュニケーションはとても率直である。嬉しいときも、悲しいときも、それを言葉にして伝えてくれる。

一方、日本人たる私は「察してほしい」と思ってしまいがちで、理由を伝えずに不機嫌になっては相手を困惑させた。”I don't understand”と何度言わせてしまったことか。

最近では、意識して「今私はこのような理由で怒っている」「悲しいけど人に話したい気分ではないから一人にさせてくれ」「疲れているから早く寝たい」といったことを伝えられるようになってきた。

今までは、自分の中の負の感情は表に出さずに自分の中で解決するのが正解だと思っていた。けど、伝えないままにお互いにすれ違うよりも、伝えたほうがよっぽど良いみたいだ。

ただ、慣れていないのでしんどい時はしんどい。イライラしているときに「何故これをわざわざ言葉にして伝えねばならんのか。しかも英語で!」と思ってしまうときもある。でも大抵、伝えたほうが結果的に良い方向に物事は動く。

人を不安にさせない率直なコミュニケーション。これは今も学んでいる最中だ。

noteを書く時間を捻出できた

Kappeli

在宅勤務の日が多かったことも相まって、お昼休みや勤務後にnoteを書く時間を捻出できた。数えてみると、社会人になってからだけでも、24本の記事を書いていた。

雑多にいろいろなことを書いてきたけれど、自分の覚えておきたいこと、その時感じていることをジャンルに囚われず表現できる場所があるというのは、とてもありがたいことだった。

社会人になる直前、「書くことを辞めない方がいい」と元インターン先の社長に言われた。「あなたは、書くことで気持ちを整理する人だから」と。実際、そうだったなと思う。

書くことは、これからも日々の傍らに置いていたい。

改善したいこと

続いて、改善したいこと3つと、そのためにすぐにやるアクションを書き出す。

スマホの使用時間が一日の1/4になっている

HOKU

最近のスマホの使用時間を確認すると、平均6時間だった。1か月で180時間使っている。え?
とてもよくない。もはや中毒の域に達していると思う。流れるようにTwitterを開いてそこにいつまでも居座ってしまう。

さすがにまずいと思って、画面を開いたら即スクリーンタイムが出るようにしてみたけれど、単に日々の使用時間の長さに引くだけで一向に減っていない。

語学の勉強などに使う分には良いけれど、ツイッターを読むことに時間を使っても、あまり暮らしに良い影響は与えられていない。何か具体的な策を講じたい。

すぐやること:趣味用のTwitterログアウトする。

一人時間をあまり取れなかった

Ravintola Pub Teerenpesä

社会人になってからの一年間は、一人でやりたいことをやる時間を、学生時代と比べて取れていなかった。私は一人の時間が精神の安定に必要な人間だというのに。

まず、4月時点で、7月の半ばまで金土日の予定が埋まっていた。月から金まで働いて、更に土日も出掛けていたらそれは調子を崩すはずである。

また、パートナーができたことにより、週に1度は彼に会うことに時間を割くことになって、結果的に自分の時間は減ってしまっていた。会いたくて会っていたので、会わなければよかった、とは思わないけれど、事実として減っていた。

予定を入れ過ぎた反省から、秋頃からは、「人に会うのは週に2回まで」と日々見るメモに太字で書いて、出来るだけ守った。また、パートナーとも話して、私が一人の時間が欲しい人間なのを理解してもらえた。段々と、少なくとも週に半日は一人の時間をとるペースができてきた。

ただ、一人旅といった、がっつりと一人で過ごす時間は結局、1年間で1度も取れなかった。学生時代に足しげく通っていたサウナにも、年で1,2回しか行けなかった。
今年こそは、一人旅にも、サウナにも、もっと行きたい。

すぐやること:気になっている箱根の宿の空き状況を確認する。

体力がなさ過ぎた

cafe angel

日々を楽しむための体力が、本当に足りなかった。
仕事が終わると疲れ果てて、スマホをだらだら見るくらいのことしかできなかった。それでスマホの使用時間がのびていたのもある。

仕事をするためにもそうだけれど、仕事以外の部分の日々を楽しむためにも体力は必要である。段々と仕事にも慣れて在宅勤務が多くなって、とても体力が落ちた。特に、秋から冬にかけてが酷かった。常に疲れていた。

今年はきちんと日々を楽しんで暮らすためにも体力をつけたい。有酸素運動をするぞ。

すぐやること:ニンテンドースイッチのフィットボクシングの値段を調べる。

自分のしたい暮らしをする

cafe aalto

社会人の日々は思っていたよりも忙しくて、気を抜くと自分が何をしたかったのか忘れてしまっていた。疲れて、考えることをやめてしまっていた。

こまめに振り返り、自分はどうありたいんだっけと自分自身に問い、ありたい姿へと向かっていく。
自分が本当にしたい暮らしを、やっていきたい。


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