ビジョンを『言葉』じゃなく『画』で表してみた
多くの会社はビジョンを持っている。
そして言語化している。
時には短いスローガンのような言葉で。
時にはおしゃれなキャッチコピーのような言葉で。
僕の会社は映像制作やライブ配信、デザインをやる会社なので、ビジョンを『言葉』じゃなく『画』で表してみた。
画家の友人、川合 空ちゃんに手伝ってもらい、
ビジョンを『画』で表してみた。
もちろん誰かに押し付けるものでもないので、自由に感じとってもらえたら嬉しいです!
会社のビジョンを言葉で言い切ることもできるけど、それよりも受け取る人の想像する余白を大切にしたい。想像力の余白を広げる手伝いをすることが僕のやりたいことだ。
だから僕はビジョンを『言葉』じゃなく『画』で表現してみた。
いろいろと大変なことも多い世の中だけど、いろいろな枠を取っ払って、みんなでワクワクする時間や空間を一緒につくりたい。そんな願いも込められている。
……とここまで書くと、まるであたかも僕が最初からこのような揺るぎない思いや意図をもってビジョンを画で表現したと思うかもしれない。
実をいうと、このビジョン画を友人に描いてもらうために、まず自分でラフスケッチを描いてみた。
思いきり言葉を書きまくってある。。
前半で言うてたことと真逆のことをやっている。。
正直、いろいろ言葉を模索した。
しかし、言葉にしてしまった瞬間にどうしても抜け落ちてしまうものがあると感じていた。僕の語彙力の問題も多分にある。
禅の言葉に『説似一物即不中』(せつじいちもつそくふちゅう)という言葉がある。
自分とはこのような者ですと、いくら言葉を費やしても、自己そのものを言い表すことは出来ないというニュアンスの意味だ。
ビジョンの言語化もそれに近いものを感じていた。そして言葉が決まらないと動きだせないモヤモヤを感じていた。だからまずは『画』にしてみようと思ったのだ。この画が完成したのを見たとき、言葉がなくても、動きだせる力を感じた。空ちゃんに改めてありがとうと伝えたい。
ラフスケッチには「3億年つづく会社をつくる」というビジョン案も書いている。以前のnoteにも書いた個人的なエピソードが元になっているが、あまりに個人的すぎるので、それは一旦、心の中に留めておきたくなった。
そもそも言葉では言い表せないものがあるからこそ、映像の力を信じてやってきたのだ。今一度、原点に立ち返り、改めて『画』の力を信じてやっていこうと思った。
こうして僕はビジョンを『言葉』じゃなく『画』で表してみた。
……と言いながら、3ヶ月後くらいに「ビジョンを『画』だけじゃなく『言葉』でも表してみた」というタイトルのnoteを平気な顔して投稿してる可能性もある。
僕にもまだビジョンを言語化する「想像力の余白」を残させてください笑
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