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予告犯 筒井哲也

お久しぶりです。タケウチです。

今回の記事はマンガ紹介です。

今回紹介するマンガは「予告犯 筒井哲也」です。

2012年4月に発売されいているので、けっこう昔のマンガにはなりますが、筒井哲也さんらしいメッセージ性のあるマンガとなっております。

映画化もされているようで、知っている方も多いのかな?

概要

概要から述べますね。

主人公(奥田 宏明)が予告犯グループの「シンブンシ」をある出来事から結成。彼らは社会から不遇の扱いを受け、社会から孤立していた。。。

このグループは社会の闇を暴き、退治することをネット動画で予告し、実行していた。彼らはネット動画内で有名になり、知名度がどんどん上がっていく。しかし、迷惑ユーチューバーのように人気者になりたいわけでもなく、正義を振りかざしているわけではなかった。真の目的が彼らというよりも主人公にあったのである!!!

警視庁のサイバー犯罪対策課の班長(吉野 絵里香)がシンブンシグループの犯行を追跡、彼らと彼女の激しい攻防戦も見物です。

感想

このマンガを読んでみて、吉野 絵里香が言っていた言葉が非常に印象的でその言葉がこのマンガの核心をついていると思うので、ご紹介させていただきます。

「それが誰かのためになるという間違いのない確信を得た時
人は利得を超えた行動をとることがある」

彼らの目的はまさしく自分たちが有名になりたい、社会をよくしたいというような自分に利益があるようなことではなかった。

この目的が知りたい方はぜひマンガを読んでみてください!!!

彼らは罪を犯して、罰を受けるべきなのはわかるんですが、彼らの真の目的を知ってしまうとうーんと考えてしまう。

「ダメなことダメ、あかんことはあかん」

そんなことは誰しもがわかっている、当事者である主人公の奥田が一番わかっていると思うが、、、

漫画には先ほどの言葉を例で表すような出来事を彼女が述べていた。

尖閣諸島において近くの国の漁船と海上保安庁の船が衝突した事件。

近くの国の人は最初は日本の船が先に追突してきたと主張していたが、本当は近くの国の人が追突し、事件が起きたことが事実であった。

映像もはっきり残っているが、国のルール上公開することができないらしい。しかし、ある保安官がネット動画に拡散。彼にとってはルール破り、保安官という職も失うことになった。しかし、彼の行動で海上保安庁の名誉と正統性を世界中に証明することができた。

難しいですよね。

僕はその行動がどれだけ正統性があって、そしてどれだけ誰かのためであっても、罪やルールを破ることは決して合ってはならないと思う。

でも、、、って思うところもありますよね

このように筒井哲也シリーズの題材は考えてさせられます。

興味を持たれた方はぜひ読んでみてください!!!

最近よく聞いているアルバムを紹介して、終わりにします。

おすすめのアルバム! MEMORIES by15MUS

ぜひ、聞いてみてください

おわり

タケウチ





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