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【一級建築士製図試験】製図道具選び

学科試験お疲れ様でした。
基準点超えられた方は製図試験の準備に取り掛かろうとしているところかと思います。

製図試験の1年目で大事なのは、
とにかく描くスピードだと思ってます。
描くスピードさえ安定的に速くしておけば、エスキスや見直しに時間を割ける為です。

私は院試や入社試験や別の資格で、製図試験を何度も経験していて一度も落ちた事がなく、限られた時間内に、条件内で立案して、手描きで仕上げるという事が得意でした。正直製図試験は、最初から自信がありました。

自信はあったのですが、いざ一式製図すると、1枚目で3h弱かかりました。練習と工夫を重ねて、8月あたまには2.5hになり最終的には一式製図も2hを切るようになりました。

描くスピードを上げる為に大事な事は
使う道具を少なくして持ち替える時間を短縮する!
ということだと思います。

今日は、そのなかで私が厳選した道具をご紹介します。

厳選したオススメ製図道具


①製図板
MUTOH UT-06ライナーボード

本番用には新品で購入しました。
合格した先輩からお借り出来ますが、使い込まれたものは少し不安だった為、新しく購入しました。

練習用として、先輩からひとつお借りして、資格学校に常備してました。会社帰りに自習室に寄ったり出来ると思った為です。出来れば本番用と練習用は、同じ品番のものを使う方が良いと思います。

製図板を選ぶ基準は
①持ち運ぶ事を考えて、とにかく軽量な事
②黒フレームでデザインが良いなと思えた事
③ 製図板のサイドについているレバーで、ワンタッチでストッパーをかけれること

3つの理由で、この製図板に決めました。

新品で買った製図板は、合格後メルカリですぐにお譲りできましたので、差額8,000円程度です。新品購入はお得だと思います。


②製図ペン 
ぺんてる graph1000   0.7mm

本来の作図なら、0.3mm,0.5mm,0.9mmなど太さを変えて図面を表現する事で見やすい図面にするべきと言われますが…

一級建築士試験ではスピードが勝負なので、道具を持ち替える時間を減らせるように、一本のペンで色んな線を描けるように練習しました。

いろいろ試した結果、こちらの0.7mmのペンを3本購入して、試験には挑みました。

軽くてハンドリングが良い事と、中指に当たる部分が硬すぎず柔らかすぎずで、ぺんだこが痛くならず、私には丁度良かったです。



③シャー芯 uni   0.7mm  2B

シャー芯も沢山試しましたが、uniが1番折れにくいのでオススメです。

図面は濃さが重要です。
試験の採点は、建築士会に所属する大学教授等が呼ばれて採点します。つまり老眼の入った年配の方が多いです。

ですので、出来るだけ濃い図面にして、見やすくする事が重要だと思います。私は握力に自信がない為、2Bを使っていました。

採点官が何百枚と採点するなかで、パッと見て印象良く「描けてそうだな」と思ってもらうのは大事なんじゃないかと思います。濃い図面を描く方が確実に描けてる感が出ます。



④ウチダ ヘキサスケール15cm

普段の設計の際から、三角スケールではなく、こちらのヘキサスケールを使用してます。

三角スケールのように目を凝らしてクルクルと何分の1か確認せずに済む為、こちらの方が時間が短縮されると思います。

ハンドリングも良いので、スケールの確認だけでなく、壁や家具レイアウトなどの細かいものを描く時の定規としても多用してました。


⑤ノック式消しゴム モノゼロメタル

図面が大体描けたあとに細かいところを消すのに便利です。字消し板も細かいところを消せて便利ですが、道具が増えて、手間取ります。

断面が正方形ではなく、長方形なので、消す面積に応じて消し方を変えられます。


ちなみに、人気のバンコ(三角定規とテンプレートが一体になっているもの)は、私には合わず…
薄くて曲げられるテンプレートのほうがオススメです。私は総合資格が販売している青い定規を購入しました。

本日は以上です!

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