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人とまちと商いと。VOL.001『屋台苑 新宿』

まちで見かけた新しいデザインや業態、面白い挑戦など東京オデッセイ代表が日々の暮らしの中で出会ったコトを読み解いていくビジュアルエッセイ。


新宿駅前に屋台村出現。

東横キッズで話題を集めている新宿。3D猫ビジョンの目の前にあった果物屋さんが大きく変身していたのでご紹介。
またまた浜倉的商品研究所さんのお仕事だ。

「駅前屋台再生プロジェクト」と銘打って屋台の新解釈、インハウス屋台としてオープン。

貝屋台「貝道」、和牛焼肉屋台「新宿苑」、麺屋台「辛麺」、朝挽き焼鳥屋台「布袋」の4軒の屋台が実際にビルトインされている。

細長い敷地にはかつて『百果園』という果物屋さんがありましたが、狭くて商業利用しずらい敷地を、屋台ビルトインという考え方で事業構築を目指したチャレンジングなプロジェクトです。

ちなみに屋台苑 = 百花園、えん繋がりのいいネーミングですね。
屋台村じゃ、あまりにも知恵がなさすぎ。

2階客席もありますが、基本は屋外、アウトドア、オープンエアーなスペースで、お客様が自由に楽しんでいただければいいという戦略でしょうか。

前面通り(歩行者専用通路)で、春夏秋冬さまざまなシチュエーションで飲食を楽しめるシーンが見えてくるのは、私だけではないでしょう。

座席数 × 回転数だけではない飲食の事業収支の可能性を見せてくれています。

デザインはべたな横丁デザインでチルな気分を誘います。
上昇志向が失われつつある日本にフィットしたデザインかもしれませんね。


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