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IT系ベンチャー企業の若きディレクター”たなこさん”

こんにちは!はたらく女性を応援するメディア「東京女子キャリア」です。
今回はIT系ベンチャー企業でディレクターとして活躍するたなこさんにインタビューをしました。

たなこさんは

・役割や役職にとらわれずマルチに組織を支える存在でありたい!

という考え方の持ち主でした。

この記事はこんな方におすすめ!

・ベンチャー企業に勤めることに不安がある人
・ベンチャー企業で役割を問わずスキルを高めていきたい人

★たなこさんのTwitterはこちら

現在のはたらきかたについて

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ーー現在はIT系のベンチャー企業にお勤めとのことですが、具体的にどのようなことをされているか、業務内容を教えてください。

現在はIT系ベンチャー企業でディレクターをしています。PMだけでなくお客様対応、エンジニアの進捗管理、SNSマーケティング、採用担当…などにも幅広く対応しております。

その他は、副業として恋愛系メディア等で記事作成にも携わっています。

新卒でスタートアップのベンチャー企業へ

ーーかなり幅広い仕事をこなされているようですね!現在のお仕事に至るまでの経緯を教えていただけますか?

高校卒業後、音響の専門学校に進学しました。

卒業後はレコーディングエンジニアを目指して就職活動をしていたのですが、レコーディングエンジニアの収入は生活していくには厳しいものがあり、この路線で就活を続けていいものかと不安に思っていたんです…

そんな時、ふと目にした電車の中吊り広告に、当時まだスタートアップ期だったメルカリの求人広告を見つけたんです。応募したところありがたいことに受かりまして…!入社することになりました。

ーースタートアップ期だったとはいえ、すごいですね!どういった仕事内容だったのですか?

カスタマーサポート(以下CS)を行っていました。メルカリの規定に違反するような行為の取り締まりをしたり、お客様対応などがメインですね。

『メルカリチャンネル』というライブフリマ機能の立ち上げメンバーに選ばれて、お客さまのデータ採集や、お問い合わせ対応、動画監視をメインに分析などや、PMの方々のお手伝いもしました。

その後、3年勤めたメルカリを退職し、上京しました。

ーースタートアップのベンチャー企業に入社されたということですが、印象はいかがでしたか?

「ベンチャー」という言葉すら知らない状態で入社したので、かなり面食らった部分もありました。IT用語にも詳しくないですしね。笑

新卒だったのでビジネスマナーなどの研修から入るのかと思いきや、そういった研修は一切なくいきなり仕事に突入しましたね。

良い面としては、入社3ヶ月の私でも、やりたいことを提案したらやらせてもらえたこと。

分け隔てなくチャンスが与えられるのは、スタートアップ企業の良い文化なのではないかと思います。

心から尊敬できる上司との出会い

ーー今振り返ってみて、一番記憶に残っている大変だったことはありますか?

スタートアップ期だったのでゼロイチのサービスを作る機会も多く、その作業が一番辛かったです。手探りすぎて、てんやわんやでした!笑

ただ、良かったことももちろんありまして。それまで、少し隔たりがあったのメンバーが、ゼロイチを作り上げる過程で団結するようになったことがとても印象に残っています。

時には厳しいご意見をもらったりすることもあり、最初は落ち込んだのですが、4カ月経ったら、上手く自分の感情と仕事を切り離して考えられるようになりました。

メンタルはだいぶ鍛えられたなと思います!

ーーそうだったんですね。お話を聞いて、たなこさんが年齢以上の落ち着きがある理由がわかりました!過去の原体験から鍛え上げられたメンタルなのですね。

まだ落ち着いてないとは自分でも思ってますが、メンタルに関しては少なからず影響が大きいと思います。

それだけでなく、当時の上司の影響もあると思います。当時の上司が「失敗しても落ち込むのではなく、原因を分析して次に繋げる」という姿勢でした。

その上司の影響で、私も無駄に落ち込むことがなくなったなと思います。その方との出会いは本当に宝で、心から尊敬できる人に始めて出会った感じました。

「ディレクターになりたい!」諦めなかった想い

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ーーその後上京されて、D2Cのスタートアップでディレクターをやり始めたんですよね?

はい。でも、その会社でのディレクター職は、自分が思い描いていたディレクターの仕事では無くて…開発寄りの企画のディレクターがやりたかったのですが、実際にはPhotoshopを使用したデザイナー業だったり、SNSの運用などでした。

やりたいこととの乖離があるなと感じていた時に、その時の上司が「このままだと君のやりたいことができないと思うから転職を考えなさい」と言ってくれたんです。

その言葉に背中を押されて退職を決めました。それからはフリーランスとして活動しています。

ーーフリーランスとして業務委託という形で色々な企業のお仕事を受けていく中で、現在のIT系ベンチャー企業に辿り着いたのはどういった経緯だったのですか?

もともと、弊社が扱っている製品の存在は知っていました。
「ユニークな製品を扱っているベンチャー企業だなぁ」ということで興味を持っていたところ、Wantedly で求人を出していることを知って…!

応募したらトントン拍子にカジュアル面談をすることになりました。その後、アルバイト契約での採用が決まり、昨年12月から現在の会社ではたらき始め、現在は社員になることもできました。

ーー入社してからのギャップはそこまで無かったですか?

いや、結構ありました!笑
どうしても人材不足ということもあり、最初は戸惑いが多かったのですが、ありがたいことに前任者が辞めた後も教えてくれました。

男性比率が高く、最初は緊張してしまいビクビクしながら話しかけていました。話してみたらみんな良い方で、今ではすっかり打ち解けて仲良くしています。勇気を出して自分からコミュニケーションを取ろうとして良かったです!

ーーディレクターというお仕事は、コミュニケーションがとても大事になってくるポジションですよね!いろいろな職種の方々と関わる上で、気をつけていることや工夫していることはありますか?

相手を不快にさせる言葉遣いはしないこと。そして、自分がされたら嫌なことは相手にもしないことですね。

弊社は社内連絡でslackを活用してるので、返信はなるべく早くするということも心がけています。

ーー仕事をやりながら色々なスキルを身に付けられたと思うのですが、工夫していたことは何かありますか?

書籍を買って勉強も試みたのですが、結局本で学ぶより実践の方が早かったですね。

Photoshopなどのソフトも、実際に触りながら覚えました。勤務時間の終了後も、時間を作ってソフトに触れるようにしていましたね。

ーーそうなると結構遅い時間までお仕事されていたのではないですか?

そうですね。ただし、オン・オフの切り替えをするために土日はしっかり休むようにしています。

仕事は平日に片づけ、土日は趣味を楽しむ。上京してきてから特に忙しくなってきて、メリハリをつけないと仕事漬けになってしまうなと思ったので。
意識して仕事とプライベートを分けるようにしています。

ーーメリハリが大切ですよね。たなこさんにとって一番心が休まるのはどんな時ですか?

YouTubeでペット動画を見たり、散歩したり…でも、やっぱりゲームしているときが至福ですね。

あと、カメラが趣味なので、天体撮影に行ったりもします。東京ではなかなかそういった機会がないのですが、地元仙台にいた時は福島の山まで天体撮影に行って、翌日仕事にも関わらず、朝の4時まで友達と星を撮影していたこともありました。笑

これからのビジョン

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ー最後に、今後のビジョンを教えてください。

ディレクターになりたいという夢は叶ったのですが、まだまだ新米のため今後もスキルアップしていきたいと考えています。部署や役職の枠を超えて人が足りない部署があればすぐに手伝いに行けるような、マルチな存在になりたいです!

ーーいろいろ経験しているからこそ他の立場の方の気持ちを理解したうえでコミュニケーションがとれるのは、たなこさんならではですね!新しいことにチャレンジしたいと思っている女性に対してアドバイスをお願いします!

「諦めないこと」ですね。

途中で少し心が疲れてしまったとしても、諦めなければ何とかなるものです。それくらい、楽観的に考えても良いのではないかなと思います。

もしベンチャー企業への転職を考えている方がいらっしゃったとして、「ベンチャー企業はスキルアップにはなるけどリスクもあるのでは…?」と不安に思っているなら、不安は一旦取り除いて是非チャレンジしてもらえたらなと思います!

編集後記・まとめ

以上、たなこさんのインタビューでした。
スタートアップ期のベンチャー企業を経験されているたなこさんは、その年齢には見合わない落ち着きあがあって、肝の据わった頼もしさがありました!

たなこさん、ありがとうございました。


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