見出し画像

今年、私たちはカリフォルニアの死刑制度を廃止することができる

ポール・グレアム(Paul Graham)が執筆したエッセー「This Year We Can End the Death Penalty in California」の日本語訳になります。

2016年11月

もしあなたがカリフォルニアの有権者であれば、今年の投票用紙には重要な議題がある。死刑を禁止する「Proposition 62」だ。

私が若かったころ、死刑についての討論は人の命を奪ってもいいのかというものだったと思う。殺人犯を殺してもいいのか?

しかし、それはここでは論点ではない。

実世界は、私が成長期にテレビで見せられていたバージョンのように機能していない。警察はよく間違った人を逮捕する。被告人の弁護士はしばしば無能である。検事はたびたび正義よりも世間の注目によって突き動かされる。

実世界では、死を宣告された約4%の人が無実である。だから、これは殺人犯を殺してもいいかどうかについてではない。これは無実の人を殺してもいいかどうかについてである。

子供はあなたにそのことを回答することができるだろう。

今年、カリフォルニア州で、あなたは Proposition 62 にイエスと投票することで、死刑を終わらせれる機会を得ている。だけど、気をつけて。なぜなら人を処刑するのをより簡単にするのが目標である「Proposition 66」というもう1つの議題があるからだ。だから、62にはイエス、66にはノーだ。

時が来たのだ。


読んでくれて、ありがとう🙋🏻‍♂️ もしこのnoteが気に入ったら、「❤️」ボタンを押したりTwitterでシェアしたりしていただくと喜びます👍🏻 🆕 Jackを応援するパトロンになりませんか?👀 https://note.com/tokyojack/circle