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強い想いがあるからこそ、ひとつひとつの取り組みに魂が宿る
東京のカフェで朝活!
本日は1名で朝活-読書会を実施しました!
本日の読書本は「幸せのある老人ホーム」です。
著者は老人ホームの創設者
著者は練馬区にある老人ホームの創設者。
1970年頃に老人ホーム経営を始めたそうなので、介護保険制度のできる前の措置の時代に立ち上げた事になります。
日本の「有料老人ホーム」草分けの創立者が、数多くの高齢者との付き合いで見つけた「幸せな最期」を迎える方法を指南と解説には書いてありますが、別の視点でこの本を読みました。
一歩踏み出すときは大義があるかどうかを指標にせよ
私が本を読み始めて、まず心を揺さぶられたのは「一歩踏み出すときは、大儀があるかどうかを指標にせよ」という言葉です。
著者の方はこの言葉を人生の羅針盤にしているそうですが、ハッとさせられる言葉です。
「一歩踏み出す」という言葉からは、大きくとらえれば人生の転機である「転職」が思い起こせますが、実は小さな取り組み全てに当てはまる言葉です。
著者は1970年代に介護事業に参入された方ですが、本書にはこのような事が書いてありました。
高齢者専用長期滞在型ホテルと名付けた
今でこそ介護施設は有料老人ホームと名付けなければならなくなりましたが、このホームは「高齢者専用長期滞在型ホテル」という名称で立ち上がりました。
なぜ、こういった名称をつけたのか?
当時はお年寄りにとってもご家族にとっても、「老人ホームに入ります(入れます)」と説明するのは気の引けることでした。社会には「お年寄りはお嫁さんが見るもの」という通念が、根強く残っていました。
ですから、高齢者専用長期滞在型ホテルと名付ければ、お客様もご家族も気を遣わないですむと思ったのです。
入居者の皆様を「お客様」と呼ぶ
お客様という言葉には、「世話をしてやっている」ではなく、「お世話をさせていただいている」という感じがふくまれています。入居者の方を「お客様」とお呼びすると、従業員にも自然にそうした感覚がみにつくようでございます。
また、入居者の方やご家族にとりましても、お客様と呼ばれる意味は大きいと思います。今の社会はどうしてもお年寄りが軽視される社会です。その結果、お年寄りが自分で「価値のない人間」と思うようになってしまいます。しかし、お年寄りが敬意を払われない社会はまともなものではありません。その点、日々お客様と呼ばれることで、お年寄りも自分を卑下することなく、プライドを保つことができると思うのです。
強い想いがあるからこそ、ひとつひとつの取り組みに魂が宿る
これは本書の中に記載されている一部ですが、強い想いがある人が行う取り組みには、ひとつひとつに強い想いが反映されます。
なぜ、今、その仕事についているのか?
今いる会社は何を成し遂げたいと思っているのか?
あなたは、人生で何を成し遂げたいのか?
色々考えさせられます。
有意義な時間になりました。
ありがとうございます。
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