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「行動経済学」から学ぶ!感謝の気持ち。(上手くいってる時こそオススメします)

「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」から学んだことをアウトプットします。

今回は、だんだん良くなる方を好む「上昇選好」という性質について。

上昇選好とは

例えばあなたがnoteを始めたばかりの頃、日に日に増えるレビュー数や、「スキ」の数を眺めてニマニマした経験はないでしょうか?

私は今、ニマニマしてます。

これが上昇選好という性質で、例えば「スキ」の数が毎回10個ずつつくよりも、5、10、15という感じで、総数は同じだったとしても段々増えていく方を人は好みます。

この性質は理解しやすいと思いますが、実はこの性質、何か新しいことを始めた場合、とても気をつけないといけない性質でもあるんです。

その怖さと克服方法を朝活で例えて書かせていただきます。

下落した時の怖さ

私は朝活コミュニティを2014年の夏に始めました。ネット上で募集をかけましたが、応募なんて来ないだろうとノンビリ構えていたらなんと初日から参加者が現れ。

その後、何人かの方がリピート参加してくれるという幸運に恵まれました。

そして、1人、また1人と参加者が増えていったのです。

この嬉しさは記事につく「スキ」の数が徐々に増えていくことに例えると共感しやすいでしょうか。笑

ところが、あるタイミンクを境に参加者が減っていったんです。

4名いたのが3名・・・
3名いたのが2名・・・

そして、やがては誰も訪れなくなり、そんな日が何日も続きました。

今までみんなが記事をみてくれてたのに、急に誰も見てくれくなる。

そんなイメージです。

いやですよねーー。

これが耐えられず辞める方、とても多いです。

そんな状況でしたが、私は毎日かかさず朝活を開催していました。

朝活レポートも毎回欠かさず書いていました。

何故、朝活を続ける事ができたのか?

私は、そもそもとして朝活を開催しはじめた時、あるひとつの事を心がけようと決めていました。

基準は常にゼロ

上昇選好の意味をもう一度書きます。

人はだんだん良くなる方を好む性質がある

この性質を踏まえた場合、何を「基準」にすれば常に上昇でいられるでしょうか?

正解はゼロです。

誰も来ない状態をスタンダートにすれば必然的に上昇しかないんです。

なので私は基準を参加者ゼロにしました。

そうするとモチベーションがあがる。
来てくれた人に感謝する。
ひとつでも良い経験を持ち帰ってもらおうと頑張れるようになる。

良いことずくめです。

まとめ

人はだんだん良くなることを好む性質があります。

逆に、人はだんだん悪くなることは好まない性質ともいえます。

生涯、良くなり続けるならば良いですが、長い人生、1度や2度は落ちることもあります。

そんな時は基準を下げてあげることで対処可能です。

ただし、心持ちとして大事なのは、ゼロでもいいやと諦めることではなく、10に対する1も、100に対する1も同じく感謝する。

「スキ」の数が100人の中の1人だろうと、10人の中の1人だろうと、同じ価値と考え感謝する。

そういう心持ちだと思います。

日々の感謝を大切に。
何かしら気づきになれば幸いです。



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