写真から現場を感じられる3冊|アートプロジェクトの本棚 #01
写真を見ると、こんな想像を巡らせてしまう。
「撮影した状況はどんな空気感だったのだろう? パリッとしていたのか、高揚感に包まれていたのか。被写体とカメラマンはどんな時間を過ごしたのだろう? 緊張感があるのか、親密な距離感なのか。」
今回ご紹介するのは、写真から現場感を想像して楽しんでほしい3冊です。
日本に住むネパール出身の若者の葛藤から「移民」の状況を描く“未完の映画”をもとに制作、撮影した『クリシュナ―そこにいる場所は、通り道』。音楽を通して子供たちの好奇心がふくらんでいく様子が感じられる『ほくさい音楽博 Photo Document』。そして、土地に生きる「人」を生き生きと描くことを試みた『三宅島ポスタープロジェクト』。
カメラがその瞬間をとらえるまでに、過ごしてきたであろう時間や経験、現場で育まれた温度感を感じながら、ページをめくってみてください。
写真からアートプロジェクトを感じられる3冊
・『クリシュナ―そこにいる場所は、通り道』
・『ほくさい音楽博 Photo Document』
・『三宅島ポスタープロジェクト』
推薦者
「アートプロジェクトの本棚」:東京アートポイント計画と関連事業から発行された200冊以上の本。その中からプログラムオフィサーがテーマごとにおすすめをお届けしていきます。ご紹介している本は、ウェブサイトからダウンロードして読むことも、宅配便で受け取ることもできます。
※本のPDFは無料、宅配の場合も送料のみのご負担でお届けします。お申し込みはこちらから。ただし、一部データを公開していないものや、在庫が少なく送付ができないものもございます。