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【11/23開催!】トークイベント「Artpoint Meeting#10-アートがひらく、“学び”の可能性-」

東京アートポイント計画で、「学び」をテーマにしたトークイベントを開催します。ゲストのお話や東京アートポイント計画のプロジェクト紹介とともに、“つくる”ことと“学び”の関係と未来について考えます。
ぜひお越しください!

“つくる”ことと“学び”の関係と未来について、ことばを紡ぐ

わたしたちは、学校の図工や美術の授業という教育の現場から地域での造形活動など、さまざまな場面で“ものをつくること”を経験しています。

身体を動かし、素材に触れて、自分の思い描くかたちをつくる。ひとりだけではなく誰かと一緒にものをつくることで、思いもよらぬものが生まれる。そのつくることに没頭する時間をもつこと、その過程で交わすコミュニケーションは誰にも渡しえない、かけがえのないものです。

そうした経験から身につく技術や知恵は、専門的な作品制作だけでなく、それぞれの生活をよりよく変えていく“学び”へとつながっているのではないでしょうか?

なぜ、わたしたちにとってものを“つくる”ことが大切なのか?いま、“学び”の環境を、どうつくっていけばいいのか?

今回のArtpoint Meetingでは、オープニングと基調講演にゲストをお迎えし、後半は東京アートポイント計画のふたつのプロジェクトを紐解きながら、“つくる”ことと“学び”の関係と未来について、ことばを紡ぎます。


開催概要

東京アートポイント計画
Artpoint Meeting#10
―アートがひらく、“学び”の可能性―

日時:2022年11月23日(水・祝)
時間:14:00〜17:00(開場13:30)
参加費:無料
定員:70名(要事前申込/先着順)※手話通訳あり
会場:武蔵野プレイス 4Fフォーラム
(東京都武蔵野市境南町2-3-18/JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」南口下車、徒歩1分 [アクセス]
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画協力:NPO法人アートフル・アクション
運営協力:一般社団法人Teraccollective


プログラム

14:00〜14:10 オープニング「つくる時間は、未来をつくる」
話し手:日比野克彦(アーティスト/東京藝術大学学長)
※ビデオメッセージでの出演

14:10~14:50 基調講演「“つくること”で、感性をひらくこと」
話し手:鞍田崇(哲学者)

14:50~15:20 セッション1
「先生たちとの“つくる”ための環境づくり〜「ざいしらべ」の取り組みから」

話し手:宮下美穂・森山晴香(NPO法人アートフル・アクション)、河野路(小金井市立小金井第四小学校教諭)
聞き手:小山冴子(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

15:20~15:50 セッション2
「新たな“学び”の循環をつくる〜創造素材ラボ「ラッコルタ」の取り組みから」

話し手:宮山香里(美術家/BLANCO主宰/NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ)、西郷絵海(アトリエTutti主宰/図工講師/NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ)
聞き手:川満ニキアン(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

16:00〜16:50 ディスカッション
16:50〜17:00 クロージング


モデレーター:佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

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登壇者&事例紹介

〈ビデオメッセージ出演〉

日比野克彦(アーティスト/東京藝術大学学長)
1958年、岐阜県出身。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、同大学修士課程を修了。在学中に日本グラフィック展大賞を受賞し、段ボールによる作品が注目される。その後も、パフォーマンスやアートプロジェクトなど領域横断的な活動で知られる。現在はアーティスト活動に加え、東京藝術大学学長、岐阜県美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員会委員長を務める。

〈登壇〉

鞍田崇(哲学者)
1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。現在、明治大学理工学部准教授。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、現代社会の思想状況を問う。著作に『民藝のインティマシー「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会 2015)など多数。民藝「案内人」としてNHK-Eテレ「趣味どきっ!私の好きな民藝」に出演(2018年放送)。

〈事例〉

ざいしらべ 図工―技術と素材について考える(多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting)
多摩地域の「地勢」を探ることを通して、一人ひとりが自分の暮らす足元を見つめ直すプロジェクト、「多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting」。地域の小学校の図工専科教員を主な対象に、技術や技法、素材、ICTに関するワークショップなどを行い、表現や造形をひろげるきっかけづくりを行う。

ラッコルタ−創造素材ラボ−(Artist Collective Fuchu[ACF])
人々の日々の暮らしの中にある無意識の「枠」をアートや表現を通して緩め、新しい枠組みから成るネットワークの形成を目指す「Artist Collective Fuchu[ACF]」。地元企業から提供された不要な部材を表現のための創造素材として活かす仕組みづくりを行うラッコルタは、ワークショップを通じて、子供や大人が素材から発想した表現活動に取り組んでいる。


※プログラムは変更になる可能性があります。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。


<お問い合わせ>
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:info-ap@artscouncil-tokyo.jp