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傷つく人生か、傷つかない人生か
傷つく人生か、傷つかない人生か。
どちらも選択できるとすれば、どちらを選ぶんだろう。
こんな話がある。
”茎が折れてしまった花は軌道修正してまっすぐ咲く”
”1000円札はぐしゃぐしゃにされても価値は変わらない”
だから人生のどこかで折れても、ズタズタにされても、
人はまた前を向けるし、あなたの価値は変わらない、という事だけど。
茎が折れても、頼もしく花はまっすぐに育とうとする。でも花屋では、折れずに育った花が選ばれる。
ぐしゃぐしゃにされた1000円札は、コンビニで問題なく使える。でもピン札に比べれば避けらて、ご祝儀袋に入れられた日には非常識扱い。
やっぱり、辛い思いはなるべくしない方がいいんじゃないかな。
綺麗に人生が終われるならその方が幸せなんじゃないかな。
その傷で成長したとしても、その傷の価値に気付いてくれる人なんて、なかなかいないんだから。
必ずしも誰かに選ばれる必要なんてないけど。
ましてや心の傷は外見には見えないけど。
でも、傷ついたことで人を避けたり、素直になれなくなったり、
また傷つかないように事前に回避したり。
色々影響が出てくるんだから、自分らしく幸せでいるためには、まっすぐ綺麗に咲いた方が良いんじゃないかな。
でもどうせ、傷つく人生を選ぶんだろうな。
どうせ人間らしくいることを辞められないんだろうな。
人生を物語とした時、何の苦しみもない、そんなストーリー全く惹かれないから。
で、また傷ついた時、そんな選択をした自分を死ぬほど恨んで、
でもやっぱり、傷つく人生を選ぶんだろう。
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