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2021年8月の風景

今年の夏は長く続く雨に悩まされました。各地で雨による被害もありました。
また、気温が40度を超えた地方もあり、疫病と相まって「夏を楽しむ」余裕はあまりありませんでしたね。
そんな2021年8月でしたが、いつもの定点観測カメラ映像から、今回はつぎの4つの風景を並べてみました。
まずはどの風景に注目してご覧になりますか?

8月某日「朝」
今日は久しぶりに陽の光が溢れた朝でした。
朝日のあたる雲に虹がかかる様子が見えました。
これから始まる最高の一日を独り占めするために、このことは誰にも言わずに黙っていようかな。

8月某日「午後」
霞のように降っていた雨がサッと上がって、突然夏の空が顔を出しました。
どれだけ雨の日が続いても、その向こうには光る青空が必ずあるんだと。
わかってはいても、確かめてみたくなります。

8月某日「夕方」
地球が丸いとか、太陽の周りを回っているんだとか、そういうことはわかっていても、今日の夕方の太陽は空に広がる雲の下にもぐりこんで暑い一日を終えようとしていたわけです。
地球の回転具合や雲のもこもこ度、街の設えや時間さえも、この一瞬の風景をかたち造るために念入りに準備されていたとしか思えません。

8月某日「真夜中」
雲の世界にそびえ立つ東京タワーのオレンジの光が消えると、闇夜と闇夜を照らす月が支配する世界が現れます。
まさか暑さでぐったり眠りこけているその隙に、こんなことが起こっていたとは。

この映像について

● それぞれの映像の実際の撮影は8/19(朝)、8/18(午後)、8/5(夕方)、8/17と8/20(真夜中)です。● 海に近い東京の夏は湿度が高いせいか、朝、虹を見ることが多いです。 ● 4つの映像それぞれの物語?は上に書いたようなものですが、4つで一つの物語として見ても雰囲気ありますね。(^^; ● 夏休みも終わったので、また週一回くらいで映像アーカイブをご紹介していきます。

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