見出し画像

【連れ去り離婚 #50】調停(12回目) 離婚が成立

2016年03月xx日(金)
[連れ去りから595日後]

試行面接を一方的にキャンセルしたり、弁護士同士の書面のやり取りも期限までに出してこない妻側の弁護士。前回の調停で調停員も次回離婚調停をまとめるべく妻側に進言したと言っていた。

金銭的な不確定要素だった歯科矯正の解約金を含めて事前に弁護士が財産目録を修正してくれた。妻側にも事前に送付されている。
この書面のやり取りの中でも妻側の弁護士のトンデモ発言があり、要求する養育費の具体的金額が婚姻費用と同額だったこと。婚姻費用は配偶者の分の生活費が含まれているので、養育費は婚姻費用より低くなるのが通常なのに、こんな馬鹿げた主張をしてくるので、養育費と婚姻費用の算定式から正しい額をこちらから送っていた。

今日の調停でまだなにかモメるようなら絶対に審判に移行させるとこちらの弁護士も言っていた。

1ターン目

調停室に入り、調停員から「なにか主張はありますか?」と聞かれたので、弁護士が「主張書面で出した通りです。今日相手が合意しなかったら審判への移行をお願いします。」と端的に伝えた。調停員も1年4ヶ月もやっていて流石に妻側の不誠実な対応は理解していたのか、納得の表情を浮かべていたのが印象的だった。

2ターン目

妻側は財産分与についてこちらの主張書面で合意すると言っているらしい。こちらの主張通りであれば今までの度重なる調停期日は一体何だったのか?ホントに単なる引き伸ばし作戦だったことがわかる。

そして調停員からそれ以外の条件も含めて最終確認があった。

・離婚は成立する
・子どもの親権は申立人(妻=連れ去り側)とする
・年金分割する
・財産分与は取り決め額とする
・養育費は算定表通りとする

これは妻側の申立て時の要求事項そのものだった。

離婚が成立

これまで1年4ヶ月争ってきて、こちらは何一つ勝ち取ることはできなかった。とても悔しく腹立たしい状態ではあるが、面会交流だけは絶対に取り付けると心に決めて離婚については合意した。

結局、1年位ずっと要求していた妻側の銀行口座の証拠資料は出てこなかったし、養育費の算定に使う前年の収入を証明する書類も出てこなかった。

妻側の逃げ得で終わってしまった。

今日は面会交流については話し合いがなかったが、調停員は引き続き妻側に働きかけをしていくと言っていた。こちら頼りないがこちらから面会交流の調停を申し立てているのでこの中で強く求めていくしかない。

ちょうと終わったのがお昼だったので、駅で弁護士と別れて駅前の焼肉屋に入り祝杯を上げた。やっと妻と離婚できた。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?