マガジンのカバー画像

でっちあげDV、連れ去り被害者の離婚・面会交流の調停記録

25
『【実録】連れ去り離婚をキッカケに探偵になったエンジニアの話』から調停期日の回だけを抜粋しました。連れ去りによる別居、でっちあげDV/冤罪DVによる離婚を強いられている方に見てい…
調停の顛末については無料部分だけでも十分理解できます。ご購入頂くと調停で使用した具体的な資料や提出…
¥5,000
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

【連れ去り離婚 #1】X-Day

2014年07月xx日(金) すべてはここから始まった私は都内のとあるソフトウェア会社で働く38歳のエンジニアです。 22歳で結婚し、4人(1男3女)の子どもに恵まれ、普通のサラリーマンなので経済的にはなかなか厳しいながらもなんとか末っ子が小学校に上がるまでになりました。 仕事では比較的大きなシステムの開発に携わっていて、残業も多く通勤も2時間弱かかるので、家に帰るのは早くて23時、遅いと25時位になることも珍しくありません。 その日は7月の金曜日、小中学校が夏休みに入

¥300

【連れ去り離婚 #13】裁判所から呼出状送達

2014年11月xx日(木) [連れ去りから111日後] 会社から帰ってきたら管轄の裁判所から封書が2通届いていた。 1通は離婚調停の申立て、もう1通は婚姻費用請求の申立て。 それぞれ答弁書が入っていて、申立ての内容についての事実確認と、意見を述べる欄が用意されている。 離婚調停離婚に関してと、それに関する条件を話し合う調停です。離婚そのものだけでなく、子どもの親権、養育費、財産分与、年金分割が条件になっている。 婚姻費用請求いわゆる生活費の請求です。別居していてその

¥300

【連れ去り離婚 #15】調停(1回目)

2014年12月xx日(水) [連れ去りから138日後] 初めての調停今日ははじめての調停。一体どんな話になるのかと緊張する。会社は有給をつかって1日お休みとした。 役所の法律相談で弁護士は不要とのことだったので、結局弁護士を付けないで望んだため、家庭裁判所の待合室に1人で入る。 時間になると係の人が待合室に呼びにきて、調停室に案内される。 廊下を歩いている間、数カ月ぶりに妻と対面するかと思うと、どう感情をコントロールできるか不安である。妻の言い分には虚言も含まれるので、

¥300

【連れ去り離婚 #17】調停(2回目)

2015年01月xx日(水) [連れ去りから180日後] 今日は2回目の調停前回の調停でまずは婚姻費用から取り決めましょうという話になっていた。 そもそも別居すら納得できないし、勝手に家を出ていってなぜ婚姻費用の請求ができるのか疑問だ。でも子どもの学校も始まってるし、長男は高校入試を控えているので、お金が原因で進学に影響を与えても良くないので、婚姻費用は仕方ないかなと思う。 婚姻費用の算定方法婚姻費用は算定式があって、夫婦でお互いの収入と、子ども年齢によって決まります。

¥300

【連れ去り離婚 #19】調停(3回目)

2015年02月xx日(火) [連れ去りから221日後] 前回の調停から1ヶ月ちょっと。前回は婚姻費用の合意に至った。 今回からは離婚の調停に入る。 妻が提示する条件妻の申立ての条件は以下の通り 【妻の条件】 ・離婚をする ・子の親権は申立人(妻)が持つ ・財産分与は相当額受け取る ・養育費は相手方(私)が相当額支払う ・年金分割する こんな相手にとって理想を無条件に飲むことはできない。 ただ、様々な方に話を聞いて、行政の措置を受けている以上、離婚はどうやっても避け

¥300

【連れ去り離婚 #21】調停(4回目)

2015年04月xx日(火) [連れ去りから270日後] 3月は日程が合わず調停が無かった。 前回の調停で、離婚や親権は容認するかわりに、財産分与の放棄と、養育費の一部支払を提案した。 相手が持ち帰り検討としたので今回はその回答を聞けるはず。 1ターン目調停員から「前回から何か更新はありますか?」と聞かれる。こちらの条件は出しているので、今回はその回答をもらって進め方を決めたいと話す。 2ターン目相手の話を聞いた調停員から 「申立人(=妻)は財産分与のための財産目録の

¥300

【連れ去り離婚 #25】調停(5回目)

2015年05月xx日(水) [連れ去りから306日後] 今日は5回目の調停。財産目録をお互い持ち寄ることになっている。 前回の調停から1ヶ月ちょっとの間に、いろいろと資産状況を整理した。入手が間に合わなかった証拠書類がいくつかあるけど、とりあえず数字は埋めることができた。 いつものように調停室に呼ばれ調停が始まる。 1ターン目こちらが作った財産目録を調停員に提出する。 調停員のふたりともその目録を見て驚いていた。 「これ、弁護士さんじゃなくてご自身で作られたんですか

¥300

【連れ去り離婚 #27】調停(6回目)

2015年06月xx日(火) [連れ去りから333日後] 前回の調停から約3週間。今回はちょっと期間が短かったけど、財産目録に不足していた証拠資料を用意するだけなので、そこまで負担は無かった。 1ターン目前回の調停から追加で用意できた証拠資料を提出する。 また、前回要求し損なった、妻の別の口座の残高についても提出してもらうよう依頼した。 加えて、当初子どもの学資保険については継続してかけて、妻を受取人にする案を出した。この話は妻側が持ち帰りとしていたがその回答はどうな

¥300

【連れ去り離婚 #30】調停(7回目)

2015年07月xx日(水) [連れ去りから376日後] ついに連れ去りから1年が経ってしまった。 調停も7回目になり、そろそろ負担が大きくなってきた。こちらが出した提案は毎回持ち帰りで回答を出しこない。それだけでなく、毎回追加で要求をされそれを拒否するだけで調停期日が消化されてしまう。 もう復縁は望めないから、できるだけ会社に近いところに引越したいけど、子どもたちの荷物が残されているため、それもできない。 1ターン目これまで婚姻費用の取り決めも含め6回の調停を行ったにも

¥300

【連れ去り離婚 #35】調停(8回目)

2015年09月xx日(火) [連れ去りから424日後] 今日は8回目の調停。先日契約した弁護士が同席する初めての期日である。 弁護士事務所に訪問したときに調停に参加したら以下をやると言っていた。 ・調停は不成立を提案して審判に移行させる ・子どもの面会交流の申立てをこちらから行う ・子どもの荷物を取りに来る日を調整する ただ、まずは弁護士が参加することで相手のスタンスを見るために、まずは荷物の引き取りを調整することとして、それ以外に2つは弁護士が参加することで調整が

¥300

【連れ去り離婚 #39】調停(9回目)

2015年10月xx日(金) [連れ去りから469日後] 今日は9回目の調停。主張書面は弁護士が作ってくれたので、前回の調停から特段準備するものは無かった。前回の調停で長男の歯科矯正をどうするか妻側に確認していたが、結局期限までに妻側の弁護士から回答は無かった。 1ターン目調停員に歯科矯正費用の負担の件、妻側の弁護士から期限内の回答が無かったことを伝える。また荷物の引き取りは予定通り実施されたが、妻は自身の荷物をまとめることに専念していて、子どもたちの荷物の整理は妻の友人

¥300

【連れ去り離婚 #43】調停(10回目)

2015年12月xx日(水) [連れ去りから509日後] 今日は10回目の調停。前回の調停で調査官(=子ども担当)が調停員に対して試行面接を提案してくれた。今日はそれを妻側に伝えて話を進めることになる。 ただ、今までの妻側の誠意のない対応によって無駄に調停期日が消化されているので、こちらの弁護士が新たな手段にでることにした。 それは、こちらから面会交流調停を申し立てるというもの。 妻側は離婚調停を申し立てるに当たり自身の住所を隠匿している。つまり住所がわからないので本

¥300

【連れ去り離婚 #48】調停(11回目)

2016年01月xx日(金) [連れ去りから553日後] 前回の調停で決まった試行面接を3日前に一方的にキャンセルしてきた妻側。調停の待合室に入ると弁護士がすでに来ていて、試行面接を一方的にキャンセルするのはありえない。「私もちょっとお怒りです」と冷静な口調で言っていた。 調停室に入ると、調停員と調査官が申し訳無さそうな、こちらを伺うようななんともいえない表情で迎えられた。 こちらの弁護士は予め主張書面で離婚調停も不成立とし審判への移行を求める文書を出していた。そりゃそ

¥300

【連れ去り離婚 #50】調停(12回目) 離婚が成立

2016年03月xx日(金) [連れ去りから595日後] 試行面接を一方的にキャンセルしたり、弁護士同士の書面のやり取りも期限までに出してこない妻側の弁護士。前回の調停で調停員も次回離婚調停をまとめるべく妻側に進言したと言っていた。 金銭的な不確定要素だった歯科矯正の解約金を含めて事前に弁護士が財産目録を修正してくれた。妻側にも事前に送付されている。 この書面のやり取りの中でも妻側の弁護士のトンデモ発言があり、要求する養育費の具体的金額が婚姻費用と同額だったこと。婚姻費用

¥300