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【連れ去り離婚 #43】調停(10回目)

2015年12月xx日(水)
[連れ去りから509日後]

今日は10回目の調停。前回の調停で調査官(=子ども担当)が調停員に対して試行面接を提案してくれた。今日はそれを妻側に伝えて話を進めることになる。

ただ、今までの妻側の誠意のない対応によって無駄に調停期日が消化されているので、こちらの弁護士が新たな手段にでることにした。

それは、こちらから面会交流調停を申し立てるというもの。

妻側は離婚調停を申し立てるに当たり自身の住所を隠匿している。つまり住所がわからないので本来は調停の申立てはできないものの、現在調停中のため妻側が調停に来る日に申立書を渡せば良いという狙いである。

1ターン目

前回の調停で調査官が試行面接を提案してくれたことと、こちらから新たに面会交流調停を申し立てた件と調停員と確認した。

また、荷物引取時に妻は持ち物の「〇〇(外国製)の置物」と「〇〇の毛皮」、子どもの「〇〇のおもちゃ」が引取時に見当たらなかったと言っていて、再度の荷物引取の機会を求められていた。

ただ、これに対しては「子どもが取りに来るなら応じるが、妻の要求には応じられない」と伝えてほしいと改めて調停員に伝えた。

2ターン目

試行面接の提案と、面会交流調停の申立ては妻側が受け取り、試行面接については協力し面会交流調停をスムーズに進めたい。と言っていたと調停員から伝えられる。

妻側が初めて協力的になった。やはりこちらから調停を申し立てたことで相手へプレッシャーを与えられたと感じた。

荷物については「もう引き取りに行かなくて良い」と言っていると伝えられた。前回の調停で「子どもが希望している」と言っていたが、そうじゃなかったのか?
そもそも子どもの荷物がちゃんと引き取りできなかったのは、妻が自分の荷物の整理に固執して、子どもたちの荷造りを放棄したからである。

また引き取りに来る前の約束として、「残された物の処分費用は妻側の負担」ということも確認してもらうことにした。

3ターン目

荷物の引取りについては無くてもよいが、子どもが「〇〇のおもちゃ」を求めているので、それを送って欲しいと言っているらしい。このおもちゃを送ってくれるなら試行面接へも協力するというものだった。

調査官によると、次回の面会交流までの間に試行面接ができる準備を進めるので、妻側も協力すると言っているので、こちらにも協力することを勧めると言われた。

どうやら調査官は調停員よりも権限があるようで、試行面接の実施のために、おもちゃの送付を約束して調停は終わった。

残されたものの処分費用については相変わらずちゃんと返事をしてこないし、調停員もちゃんと確認してないようだ。

妻側が荷物を放棄したことで、費用の問題は残っているものの、やっと自宅の片付けができる。

探偵業を考える

これだけ長い間調停を続けているが、よく考えたら妻側の所在がまだわからないままだ。調停中は相手も裁判所に来るが調停が終わってしまえば一切連絡が取れない状況だ。

面会交流が認められたとしてもそれを相手が守らなかったらどうなるか?そんな事を考えいたら、調停外で居所をかんとか調べられないかと考え始めていた。妻や子どもがネット上で活動していたり、SNSをやっていたりすればある程度調べられると思うものの、ちょっと痕跡は見当たらなかった。

そうなると、所謂「古典的な方法」として探偵業者に依頼して調査することを考えた。ネットで調べると家出人や人探しとして受け付けている探偵業者がいくつか見つかった。
ただ、料金を調べると着手金20万円~+成功報酬20万円~のような料金設定で、見つかれば4~50万円を覚悟しないといけない。

そうこう調べているうちに、とある探偵業者が探偵学校を主催しており、その受講コースが30万円で受けられることを知った。探偵業者に依頼する場合、まずはその業者のスキルを見極める必要があるけど、探偵学校に通って自分でノウハウを身につければ自分で調査できるのでメリットがあるのではないか? そう考え始めていた。

【有料エリア】今日のアドバイス


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