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【連れ去り離婚 #48】調停(11回目)

2016年01月xx日(金)
[連れ去りから553日後]

前回の調停で決まった試行面接を3日前に一方的にキャンセルしてきた妻側。調停の待合室に入ると弁護士がすでに来ていて、試行面接を一方的にキャンセルするのはありえない。「私もちょっとお怒りです」と冷静な口調で言っていた。

調停室に入ると、調停員と調査官が申し訳無さそうな、こちらを伺うようななんともいえない表情で迎えられた。

こちらの弁護士は予め主張書面で離婚調停も不成立とし審判への移行を求める文書を出していた。そりゃそうだ。調停を不成立にしたいということは8回目の調停から調停員には伝えていた。

それでも調停員が、妻側とこれ以上モメても進まないだろうから面会交流と離婚調停は別にして離婚は調停で収めてはどうかというのでそれに応じてこちらが抑えていたという経緯がある。

前回の調停もそう、妻側が試行面接に協力するということで、試行面接を滞り無く実施できるようにあえてモメる審判への移行を保留した。そんな中の試行面接の一方的なキャンセルである。

調停員が妻側へしっかり調整してくれないことはこれまでずっと不満に思っていたが、流石にこの状況では調停員も妻側に対して憤りを感じていたようだった。

離婚調停でモメているのは財産分与である。こちらが出した財産目録に対して、毎回の調停で小出しに難癖をつけてくるものだから、調停期日だけ無駄に消費していく状況だった。

こちらは全てエビデンスがある数字を出しているにも関わらず、妻側は不鮮明な通帳のコピーしか出してこない。しかも基準日である別居日の残高も不明であり、これについては再三要求していたが毎回「忘れた」などと良いのらりくらりと逃げられてきた。

妻側の弁護士も要求するときだけ書面が速く、こちらの要求には遅く雑な対応しかないため、長男の歯科矯正の費用だって歯科医院に連絡してから2ヶ月半経ってもまだ返金まで進んでいない。

これだって、歯科医院が妻に歯科矯正の解約合意書を求めていて、それを妻側弁護士が全然送ってこないため先に進んでいない。今日の調停の3日前にやっと出てきたという状況だ。そのため今日時点で歯科矯正の返金額もまだ決まっていないので財産目録が確定しないという妻側の主張で今日の離婚調停への合意は難しいと行っているらしい。

ほんと、ふざけてる。
妻側がちゃんと対応しないからここまでズルズルと引き伸ばされていたのに、それを理由にまだ延期するか!

しかも2月は予定が合わないから、次回の調停期日は3月にしたいと言っているらしい、それは1ヶ月でも伸ばせばその分養育費より高い婚姻費用を受け取れる期間が増えるからか?

なんなら、連れ去りの2日前に組まされた歯科矯正のローンも、金額が不確定要素を一つ作ってそれを調停を終わらせないカードの一つに使おうとでもしてたのか?そうでなければ長男の歯科矯正よりも金銭を優先するなんていう親失格な主張なぞできないはずだ。


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