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【連れ去り離婚 #39】調停(9回目)

2015年10月xx日(金)
[連れ去りから469日後]

今日は9回目の調停。主張書面は弁護士が作ってくれたので、前回の調停から特段準備するものは無かった。前回の調停で長男の歯科矯正をどうするか妻側に確認していたが、結局期限までに妻側の弁護士から回答は無かった。

1ターン目

調停員に歯科矯正費用の負担の件、妻側の弁護士から期限内の回答が無かったことを伝える。また荷物の引き取りは予定通り実施されたが、妻は自身の荷物をまとめることに専念していて、子どもたちの荷物の整理は妻の友人(?)に任せっぱなしだったということを伝えた。

荷物の引き取りどころか余計に散らかされて終わったことも伝えたところ、調停員も同席した調査官(子ども担当)もやや呆れた表情になっていた。

こちらは妻側が希望した荷物の引取に応じたので、離婚と面会交流の協議について誠意を持って対応するよう妻側に求めてもらうように調停員に伝えた。

2ターン目

妻側から歯科矯正についての回答があった。

「長男の歯科矯正の器具については、勝手に外れた。だから歯科矯正はキャンセルし、返金された現金を財産分与に入れるよう求める」

というものだった。
恐らく、どこかの歯科医院で取り外したのだろうけど、領収書を提示すると大まかな所在が判明してしまうため勝手に外れたことにしたのだろう。

それよりも子どもの歯科矯正より、現金を優先するという妻の思考が理解できない。歯科矯正は連れ去りの2日前に契約した。いくら返ってくるか不明だけど無駄金の支出である。完全に嫌がらせとしか思えない。

とはいて歯科医院に連絡してキャンセル手続きを進めることができるようになった。

離婚協議と面会交流については妻側が「協力する」と言っているようだが、具体的な回答は貰っていないとのこと。調停員ちゃんとしてくれよ。

3ターン目

離婚協議と面会交流について再度求めてもらったが、結局具体的な回答は来なかった。

それだけでなく、妻の持ち物の「〇〇(外国製)の置物」と「〇〇の毛皮」、子どもの「〇〇のおもちゃ」が引取時に見当たらなかったので、再度引き取りを希望しているという。

絶句である。

あれだけこちらが引き取りに協力した上に、まだ要求するつもりか。
第一、子どもの荷物で引取りができていないものは「〇〇のおもちゃ」だけじゃないはず。妻は自分の荷物に固執して子どもたちの面倒を見ていなかったので、子どもたちの大量の荷物は残されたままである。

そのため、「子どもが取りに来るなら応じるが、妻の要求には応じられない」と伝えてほしいと、調停員に言った。

すると調停員は「奥様はもう帰りました」と。

また、このパターンか...。ふざけてる。

救世主現る

ここでそばで聞いていた調査官(子ども担当)がナイスな提案をしてくれた。

「お子様との面会交流は試行面接を提案してみてはどうでしょうか?」

試行面接とは裁判所の中のレクレーション室などで、お試し(試行)の面接(面会交流)を行うというもの。この試行面接には別居親と子どもだけでなく調査官が同席して、その面接の様子を観察して今後の調停の進め方の参考にするというもの。

これより以前に、調査官が子どもたちとそれぞれ面談して、今の生活や私への印象などもヒアリングした上で問題ないと判断し、この試行面接を提案してくれた。

調停員も「良いアディアですね!」なんて言っていたが、そもそももっと早い段階で調停員からこういう提案をしてほしかったものだ。

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