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1から作り上げる喜び

食生活を変えていくと宣言した春。
野菜を使った自炊に大いにハマっていました。

The健康的な生活!を送っていたのだけど…
ここ最近になり、料理が作業になっていることに気づいたのです。

いかに効率よくお腹を満たせるか、節約しながら健康を手に入れるか。そんな考えも合理的で、楽で、良いのですが…

あっという間に日々の生活が過ぎ去っていくこの東京で、時間に追われることなど無視して1から無心で何かを作り上げたいと思いました。その日の気分、思い立ったあの瞬間に、料理の楽しさを知りたくなったのです。

まずは下調べ(と言う名の飲み会🍺)

YouTubeで流れてくる「本場の中国人はこうやって作る!」というようなタイトルがついている動画を見漁り、感化されました。

餃子を1から作ると決めて、まずは外食で味の下調べをしました。

俺流餃子楼さんで餃子とビールをたらふく頂く花金

通常の焼き餃子と、皮がもちもちタイプの焼き餃子があり食べ比べしました。
他にもチーズ紫蘇餃子や水餃子、ネギポン酢餃子などなど、バラエティ豊富で感動。花金だからか少し並んでからやっと入れましたが、その理由も納得。リーズナブルかつ美味しい餃子で無事優勝。

早速作ってみることに

餃子の皮作りに欠かせないのは強力粉だそうで、スーパーまで急いで買い物に行きました。
強力粉だけだと扱い辛いというネットの情報をみたので、今回は薄力粉と5:5で作ってみました。

最初にこねて生地を作り、少し寝かせるのですが、ここまでは簡単オブ簡単。

何が1番難しいかというと、皮を均等に伸ばしてサイズを合わせることです。
寝かせた生地を細長くして1口サイズに切り込み、それを引き伸ばして皮を作るのですが、細長くする段階で大雑把にやってしまうと引き伸ばした時に不揃いになってしまうのです。集中力の持たない私は、容易にやってしまっていました。

不揃いな皮たち…笑

薄すぎると皮が破けてしまう可能性があるので、その塩梅が一番難しかったように感じます。

後から気づく、餡の味

またもう一つ重要になってくるのが、餃子の餡です。脂身の多い豚ひき肉を選び、食感の良い春キャベツとニラ、ネギをチョイス。にんにくと生姜はチューブで、その他調味料をネトネトになるまで混ぜ込みます。

ここまでは順調、ですが、不揃いの皮にたっぷりめの餡を入れ込む作業がとても苦戦しました。
下調べで食べた餃子たちは餡が小ぶりで食べやすくなっていたのですが、個人的には溢れんばかりの具が好きなので、それを再現したかったのです。

比較的綺麗にできた四天王

薄くて小さい皮や、大きくて太い皮がある中、それに合わせた量で形成していくのはとても骨が折れる作業です。

遂に完成したBIGな手作り餃子たち

時間をかければかけるほど、出来上がっていた皮たちがくっつき始め、扱いづらくなります。
また、味見をして何かが違う…となり、途中で餡の作り直しをしたりと、あの手この手を尽くしました。

そして、大ぶりで皮もモチモチな手作りが餃子ができました。言い表せない感動と達成感が自分の中で起きていました。何かを1から作るって、こんなにも人を満足させるのだと。

(無心でひたすらに作って約2時間が経っていました。シェアハウスのみんな、キッチン占領してごめんね。)

written by Yamamoto

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