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「大人」になる小さな自由と楽しみ

最近、自炊にハマっている。

初めに言っておくと、私はもともと料理が得意なわけでもないし、好きなわけでもない。むしろ自分でも苦手な方だと自負している。

どれぐらい苦手かと言うと、「焼き芋を作ろうとサツマイモをレンジに入れたら、サツマイモが爆発した」ぐらいには苦手である。(両親には「もうキッチンには立つな」と言われた)

しかし今は実家を離れ一人暮らし。休日に何か新しいことでもやってみるか~~ということで料理に手を出すことにした。

基本的には「料理なんてめんどくさいな~~」と思ってしまうタイプの人間なのだが、毎日仕事終わりに通っているスーパーの食材が安くて美味しそうなのでついやってみたくなったのだ。

前の家では自宅の近くにスーパーなどはなく、「料理をしよう」なんて気はみじんも起きなかったので家の近くにスーパーがあると結構変わるなあ、としみじみ思ったりもした。

スーパーに行くとえのきが99円。安い!他にも一個100円ぐらいのアボカドや300円ぐらいの鶏むね肉もあり、何を作ろうか迷ってしまう。

最近は寒くなってきたし、鍋の元を買って寄せ鍋もいいかな。でもシチューにしても美味しそう。アボカドは切ってトーストに乗せると美味しいかな?

仕事終わりにスーパーによって、そんな風に「週末は何を作ろうかなあ」なんて考えながら買い物をするのもかなり楽しい。

また、料理はできるようになると楽しくなる分野のようで、少しできるようになると「次はこんなものも作ってみたい」といろいろと想像が膨らんできて楽しい。

私はもともと料理は包丁を持つことすら苦手だったのだが、
最近は鶏むね肉とホタテを入れてクラムチャウダーを作るのもいいかな、
とか、りんごが美味しそうだからコンポートにしてみよう、
とかできることが増えるとやってみたい料理も増える。

ちょっとおしゃれな料理を作ってみると「おうちカフェ」みたいな雰囲気も味わえるので休日がより優雅になってような気がする。

また、季節の旬の食材がスーパーには並ぶので、四季を感じながら料理をするのも楽しい。

何より、「自分が食べたい料理」を「自分の食べたい味」で作れるのが良い。

お店に行って食べるのも雰囲気を味わえたり、その店独自のメニューがあって楽しかったりするが、自分の食べたいもの、食べたい味がピンポイントで食べられるかといわれると意外とそうでもない。

自分で料理や味付けを気分によってカスタマイズできるというのはかなり気分がいいなと発見したのはつい最近のことだ。

ちなみに、前の記事でも少し書いたが、東京のスーパーの食料品の物価はそこまで高くない。

私の家の近所にも安いスーパーは多いので、そこまで食費がかさむこともない。(体感だが外食費や娯楽費等、「家の外で使う」お金は東京の方が高い印象だが、日用品や食料品など、「家の中で使う」お金は東京も地方もそんなに変わらない気がする)

ので、かなり節約にもなる。浮いたお金で旅行に行く費用もできるということだ。やったね!来年あたりは東北の温泉や海外にも行きたいと思っているので貯金ができるのはありがたい。

とまあいろいろ書いてきたが、正直自分でもこんなに料理にハマるとは思っていなかったので自分が一番驚いている。

慣れないことや大変なことも確かにあったが、挑戦してみて良かったなと思うし、
一人暮らしをしてから、こうやって自分で自由に使えるお金や時間があるからこそ、苦手な分野にも挑戦してみようという気にもなったのかなと思った。(少なくとも実家にいたころだとまずキッチンに立たされていなかったと思うので……)

環境を変えたことで新しい自分の一面も知れたかな、と思う一方、自由な時間やお金ができる「大人」って楽しいな、とも思うこの頃である。

来週は何を作ろうかな。

P.S.一人暮らしでは消費できない量のホタテを買ってしまったので、良い消費方法を知っている人がいたら教えてほしいです。

Written by yuuun

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