見出し画像

他人に惑わされず、「一匹狼」になりましょう。というお話

1. あなたなら、どちらを選びますか?

 最初に皆さんに質問をしよう。

「世界一素晴らしい恋人なのに、みんなには世界一ひどい恋人だと思われる方がいいか?それとも世界一ひどい恋人なのに、みんなには世界一素晴らしい恋人と思われる方がいいか?」

 もしかしたらどこかで聞いたことがある人もいるかも知れないが、じっくり考えてみてほしい。そしてこの問題は別の言い表しもできる。

「自分の出した結果が世界に見えないとき、世界最高の投資家だと思われているのに、実際には世界最悪の記録を残している方がいいか?それとも、世界最悪の投資家と思われているのに、実際には世界最高の記録を残している方がいいか?」

 さあ、もう一度この問題を自分の中でじっくり考えてみてほしい。

2. 他人の評価軸に振り回されない。

 実は、先ほどの質問は世界で最も成功している投資家「ウォーレン・バフェット」の言葉だ。先述した2つの質問を見て、ハッとした人も多いのではないだろうか。昨今はSNSが発達し、簡単に他人の生活やアイデンティティを讃えることができるようになった反面、猛烈に批判できるようにもなった。そして、インスタグラムやTwitter、 Facebookでの群衆の反応に一喜一憂する人も増え、本来はとても便利なツールであるはずのSNSが原因で心を病む人もいるという、なんとも耐え難い状況も見られる。そんなあなたに、私は先ほどのバフェットの言葉を送りたい。
 人はそれぞれ、自分の人生を生きている。誰かにその人生を邪魔されたり、知らぬ間に他人のレールの上を歩かされたりしてはいけないのだ。

3. 「一匹狼」になろう

 徹底して「一匹狼」になろう。私の言う「一匹狼」とは、他人との交流を遮断することではない。「一匹狼」になるとは、他人に犯されてはいけない「尊厳の輪」を設けると言うことである。「尊厳の輪」の内側には、自分独自の厳格なルールを設ける。ギャンブルには手を出さない、仕事の予定が詰まっているときに食事の誘いには乗らないなど、なんでも良い。「尊厳の輪」の中に入れるのは自分自身のみであり、他人にその領域を侵されてはいけない。小さなことだが、継続すれば自然と必要以上に他人からの評価を気にしなくて済むようになることを約束する。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?