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未来の鉄道は人やモノを運ぶものでは無くなる。


少子高齢化を迎える日本、人工知能の技術が発達した世界で鉄道は社会でどのような役割を持つのか気になったので調べてみました!


鉄道と社会

1700年台中盤のイギリスでは産業革命が起きていました。
これにより人々の生活水準は大きく上がり人口も爆発的に増えます。
産業革命は手工業から機械工業へ変化する一連の技術革新のことを言います。
この時代に実用の蒸気機関車が開発されました
蒸気機関車は他の移動手段より圧倒的に効率性に優れており、
工業に必要な資源の運搬や人間の移動手段の一つとして使われ始めていました。

よく戦後の日本の復興を象徴するものとして新幹線が挙げられます

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この新幹線は、このような新幹線を走らせることを実現するには車両、電気、土木など様々な技術を応用し組み合わせてできます。これはとても高度なことであり、世界でも稀な鉄道システムといえるでしょう。

また私鉄の経営多角化が進んでいます。
よくYouTubeやテレビなどで東急リバブルの広告を見ることがあると思います。

少子高齢化による人口減少時代を見据え私鉄には経営多角化が迫られています。
私鉄各社は人口減少の影響をこれから大きく受けるでしょう
しかし沿線に魅力があれば他のエリアから住民が移り住むことも考えられます。
各社は、駅の近くに百貨店・ホテル・オフィスビル
郊外にレジャー施設
沿線各地にマンションスーパーマーケットなどを造るなど経営多角化を進めています。
このように現在鉄道はただモノやヒトを運ぶだけでなく、様々な業界に渡ってエコシステムを構築しています。

未来の鉄道

自動運転
運転士がいない状態で運行する路線はすでにいくつかあります。
しかしこの路線は、コムレールを走るモノやリニアモータカーであり、プラットホームが特別な仕様になっていたり踏切がなかったりすることが多いそうでです。
またもともと普通の列車が走っていた路線を自動運転の電車が走ることは難しいそうです。
しかし自動運転技術の発達によりいつかこのような路線を運転士のいない電車が走ることはあると思います。
この技術が実用化されることで地方の係員が少ない路線でもこれからも電車を走らせることができます。
またロンドンでは朝の通勤ラッシュの時間帯に自動運転で走らせ、より多くの運行本数を走らせることが可能になりました。

街の再生、発展への貢献

鉄道は大きな外部効果を発揮します。
これからは鉄道と街作りの連携がさらに重要になっていきます。

次の様な施策が都市再生に向けてのキーとなる。 
・ターミナル駅改良と周辺地区の大規模再開発
・駅舎、駅前広場整備と駅周辺地区の再開発 
・鉄道高架化(地下化)と駅前商業地区の活性化
・貨物線の旅客化と大規模工場跡地の開発(臨海部等)
・LRTの整備と中心市街地の活性化
出典:http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00039/200306_no27/pdf/65.pdf

また3大都市圏では相互直通運転や短絡線の整備などネットワークの拡充がキーポイントとなります。
またある目的地に行くまでの道を全てバリアフリーにすることなども重要です。

参考にした論文:http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00039/200306_no27/pdf/65.pdf

これからも鉄道は人や物を運ぶだけでなく、地域とともに発展し、
自動運転技術・環境問題・バリアフリーなどこれからもっと急速に変化していくと考えられること事に適応・対応していき、これからの社会においてとても重要な役割を担っていくと思いました。

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