うつ病を治す方法(人生は今だけ)
こんにちはトクです。本日もお読み下さりありがとうございます。
今回は、うつ病を治す方法として「今だけを生きる」をテーマにして書いてみたいと思います。
うつ病になりやすいタイプの人は我慢強くて頑張り屋さん、それに自分に厳しい人。
以前のブログにそう書きました。
もう一つ加えるとしたなら「今この瞬間に生きていない人」と言えると思うのです。
うつ病は本当に辛くて苦しい病気です。
では、その辛さや苦しさはどこから来るのでしょうか?
脳内でセロトニンの分泌が減少すると、うつ病を発症すると言われています。
セロトニンの他にもノルアドレナリン、ドーパミンがあり、この3つの総称をモノアミンと言うそうです。
ですから、うつ病の原因は脳内のモノアミンが減少すること。そう言った方が良い正しいようです。
セロトニンの材料となるのがトリプトファンです。
トリプトファンは体内では生成できないので食事から取らなければなりません。
食べ物から摂取したトリプトファンは、日中に脳内でセロトニンに変化し夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。
だから、トリプトファンが不足すると不眠症になる原因となるんですね。
トリプトファンが多く含まれる食材として主な物を挙げておきます。
豆腐・納豆・味噌・醤油などの大豆製品。
チーズ・牛乳・ヨーグルなどの乳製品。
それに米などの穀類です。
その他にも、ゴマ・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。
と、ここまで科学的な根拠のある話しを書いてみました。
ここからは、科学的な根拠がまったくないお話です。
さきほど、うつ病になりやすいタイプ人として「今この瞬間に生きていない人」と書きました。
「今この瞬間に生きていない人」とは、過去と未来に囚われている人のことです。
過去のことを思い出しては「持ち越し苦労」をする。
未来のことを考えては「取り越し苦労」をする。
肝心な「今」が抜けています。
私は、「持ち越し苦労」と「取り越し苦労」の名人です。
オリンピックの種目に「持ち越し苦労」と「取り越し苦労」があれば、両種目とも金メダル候補になれると思っています。(笑)
うつ病になると得体の知れない不安感に襲われますますよね。
そして焦燥感にも襲われます。
この不安感と焦燥感は、結局は未来のことを考えるから起きてくるものだと思うのです。
「いつになったら、うつ病が治るんだ」「いつになったら職場復帰できるんだ」、これらはすべて未来のことです。
いつ、うつ病が治るかなんて誰にも分かりません。
ドクターにさえも分からないことでしょう。
それどころか、明日と言う日が必ず来るという保証さえないのです。
そんなことを心配しても仕方ないのです。
それに過去のことを思い出しては「あの時にパワハラを受けなければ」とか「もっと言いたいことを言っておけば良かった」。
などと後悔してもなんの得にもならなおのです。
得にならないどころか、「持ち越し苦労」と「取り越し苦労」は、自分で自分にストレスを与える結果になります。
ただでさえ、ストレスで弱っている心身に、さらにストレスを加えるのは自殺行為です。
人生初「今」の連続だから、過去や未来に囚われず「今」だけに集中して生きましょう。
言葉にすれば、ごく簡単なことですね。
でも、これを実戦するとなると、とても難しいと思えるかもしれません。
実際に私には難しかったです。
抗うつ剤を服用して、トリプトファンが生成される食事を摂取するようにする。
これらのことを実行した上で、考え方を変えないと、うつ病は完治しないと思うのです。
もちろん、抗うつ剤と食事だけでも回復はすることでしょう。
でも、寛解状態にはなっても完治はしないと思うのです。
これも私の経験から言っていることです。
何度も入退院を繰り返し、電気ショックを試してみたり、風水や霊能力者に頼ってみたりしても良くならなかった難治性うつ病が断薬することで快方に向かいました
これも以前から書いていることですね。
ただし、断薬はおすすめできません。
うつ病の治療方法として認知行動療法がありますが、要はあれと同じことなんですね。
考え方変えない限りは、一度は良くなったとしても、再発のリスクは避けられません。
これも繰り返しになりますが、抗うつ剤はあくまでも対処療法です。
症状を抑えるためのものです。
うつ病が治すのは、自分以外の誰でもありません。
長年染み付いた考え方の癖を変えることは容易いことではないと思います。
しかし、変えようとしない限り絶対変わることはありません。
他人は変えられませんが、自分は変えることができるのです。
たとえ、それが難しいとしてもです。
偉そう書いていますが、私自身も「今この瞬間」にだけ生きているわけではありません。
しかし、そうしようと努力はしています。
今でも軽いうつ状態になることはあります。
うつ状態からうつ病の再発につなげないことが私にとっては重要なことです。
だから、難しいことにチャレンジしているのです。
なにか感じることがあったならば、是非とも実践して頂きたいと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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