edXを利用し学び直し・知識習得 学生・社会人問わず自分のペースで
ハーバード大学とMITが共同で立ち上げた無料のオンライン教育サービスであるedXを知っていますか?基本的に無料で一流大学の講義やコースをオンラインで受講することができて、(こちらは有料サービスですが)コースをパスすれば修了証を受け取ることができます。日本から京都大学や早稲田大学といった有名大学がコースをedXに提供していていることからわかるように、世界的に注目度の高い教育サービスです。
似たようなサービスにはCourseraがあります。こちらも時間があるときに試して、edXと比較してみたいと思います。
ゴールディンウィークを目前に、外出制限がまだある中で何をしようか決まっていないという方は、この長期休暇を勉強に使うのはいかがでしょうか?
edXが提供するコース・講義
提供されているコースとしては、実学的・学術的(文理問わない)分野をカバーしており、何かを学びたいと思っている人全員を対象にしていると考えてもいいと思います。いくつかコースの例を用意しました。個人的に惹かれるものをピックアップしており、人気のコースやオススメのコースというわけではありません。コース名の後ろのカッコ内に提供している企業/大学/機関を書いています。
実学的
データサイエンスのためのPython基礎 (IBM)
マーケティング分析 (カリフォルニア大学バークレー校)
中国語初級 (清華大学)
学術的 (理系)
生化学 (ハーバード大学)
材料の構造 (MIT)
学術的 (文系)
行動経済学 (トロント大学)
世界の文学の傑作 (ハーバード大学)
コースの一覧を見ている限り、生物学系の基礎やプログラミング、MBAコースについては充実しているなという印象です。上のリストには載せていませんが、「交渉のまとめ方」や、MITの「サプライチェーンマネジメント」というコースもかなり気になりました。社会人がMBAのコースをサクッと経験する用途にも良いかもしれません。
また、デザイン思考のコースも用意されています。肩肘はらずに流行のデザインシンキングを体験してみたいという人にもちょうど良いかもしれません。
edXを始める前に
利用にあたっては、基本的な英語が使えることが条件となると思います。ただし、ほとんどのコースには字幕付きの動画がついているので、リスニングが苦手、という人でも大丈夫。まずはedXにサインアップ(登録)しましょう。
GoogleのアカウントやFacebookのアカウントを使ってサインアップしてしまうのが楽かもしれません。
気になるコースを見つけて受講しよう
edXのやり方として、コースを見つけてコースを受講するまでを簡単に説明します。英語メインですが、日本語も出てくるので安心してください。また、基本的には無料で、課金箇所には金額が表示されるわかりやすくて優しいUIなので、安心して操作ができます。
ここではサインアップが済んでいるものとして説明をします。
サインアップ後、edXホーム画面に"Find Courses"というボタンが出てくるので、これを押します。
次の画面で、Subjectを選んで絞り込んでからコースを探しましょう。Subjectでは、自分の気になる分野を選びます。例えば、生物学について勉強したいならbiologyを選択します。
コースを選択すると、次の画面に飛びます。ここでは、Basics of Computing and Programmingというニューヨーク大学のコースを選んでみました。緑色のEnrollというボタンを押してコースを受講します。
Enrollを押すと、修了証をもらえる有料コースか、修了証なしの無料コースの選択画面が次に現れます。有料コースでは、終了後にLinkedInで修了したことを表明できるなど、もしかしたら転職で役立つかもしれない修了証をもらうことができます。日本ではまだあまり聞かないですが… 基本的には修了証なしコースでいいと思います。
ちなみに、まず無料のコースを受けて後で修了証が欲しくなって後から課金して修了証をもらうという選択も可能です。
受講登録が終わったら、早速受講を始めましょう!画面の右側に表示される「講座開始」で講義を受け始めることができます。
ここまではちらほら日本語も出てくるので、安心です。講義は英語メインになりますが、英語の勉強を兼ねていると思って頑張りましょう!
では、良いゴールデンウィークを。
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