<ゲームの売れ行きアップ方法>第50回:売れ行きが良くないゲームは放置するか改善するか?
インディーゲーム開発者やパブリッシャー向けに「ゲームのクオリティアップや売れ行きを増やす方法」を解説していくシリーズ。
第50回は「売れ行きが良くないゲームは放置するか改善するか?」です。
<ゲームの売れ行きアップ方法>第50回:売れ行きが良くないゲームは放置するか改善するか?>
多くのゲームは数年かけて開発してリリースしますが、思ったように売れない場合もあるでしょう。
その場合はそのゲームはある程度のバグ修正のみでもう諦めて他のゲームの開発に専念するのも良いですが、そのゲームをアップデートで色々改善したり、ストアやその他で売れ行きを増やす事を試してみたらどうでしょうか。
・ドット絵系のゲームでグラフィックがしょぼいならグラフィックをアップデートで改善すると売れ行きも結構違ってくる
・効果音をもっと気持ち良い物に変えるとプレイ動画の印象もずいぶんと良くなって売れ行きアップにつながる
・よりゲームプレイが気持ちよくなるようエフェクトや演出などを豪華にするのも効果あり
・プレイ時の気持ち良さを損なう箇所はきちんと改善していく(操作性の悪さ、UIデザイン、ゲームバランス、移動の多さを緩和する措置他)と評価の良いレビューが増えていきやすい
など、ゲーム本体に手間とコストを多少かけて改善したり、
・セール時の価格をもう少し安い値段にしてみる
・ストアのタイトルサムネイル画像やゲームの説明文、静止画や動画をもっとゲームの購買意欲が高くなるような物に変えてみる
・ストアで動画を掲載していないなら動画をきちんと追加する。
などもしてみると良いでしょう。
ストアでプレイ動画を掲載していないソフトもわりとありますが、動画を掲載した方が確実に売れ行きが増えます。
次のゲームでヒットを狙うより、上記のように今出したゲームに少し手間を加えて売り上げを増やすというのも考えてみてください。
また売れているゲームの場合はアップデートを続けてより魅力的な作品にしていくというのもあります。
ただ、スタッフの労力をそれに一部取られてなかなか新作の開発が進まないという事もあります。
このシリーズは私のnoteの「ゲームの売れ行きアップ方法」のマガジンで連載しています。
第1回から順番にお読みください。
次回は第51回「なろう作品が何故売れているのか?」です。
小説やアニメのなろう作品がよく売れている理由を知る事は、あなたが売るゲームの売れ行きを増やす事にもつながるという話です。