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アメリカ独立リーグ挑戦に至る経緯

私の記事も6話までやってきたわけですけども、「アメリカ挑戦に至るまで」に入っていこうと思います。

自分のためになった海外経験。
ここでもたくさんの失敗もありました。
海外で野球をするというチャレンジはたくさんの不安があると思います。

少しでもチャレンジへの不安が拭えるよう、野球とは少し離れた細かいところまで話していこうと思います。
ぜひこれを読んだ方、同じ失敗をしないように!!

私は大学3年生くらいの時、まわりが就職活動を考え始めたり、実際に活動を始めたりしていく中、私は自分の中で「アメリカに行ってプレーがしたい。」とより強く思うようになっていました。

しかし、レギュラーでもなく実績も何もない私が「アメリカへ行きたい。」というのは周りからしたら「は?」と思われるような事であり、それにまだ、どんなリーグに行きたいか、どんなチームでプレーしたいかなど、具体的な内容が全く決まっていなかったので、とてもではないが、周りに言えるような事ではありませんでした。

なので、家族もそうですがチームメイトも、
「あいつ就活してないけど大丈夫なんか?」と思っていた人もかなりいたのではないかと思います。
私にとってはアメリカに行く準備がいわゆる「就職活動」みたいなものでしたから。
しかし私がアメリカ野球へ挑戦しに行くにあたって協力して頂いた方々への感謝は計り知れないものでした。

もし、この記事を読んでいる人の中に、進路を迷っていて、
「海外へのチャレンジをしてみたい!」と思った方へ。
自分1人の力ではこういった挑戦をする事はとても難しいと思います。
なので自分の信頼できる人1人でも多く味方につけ、少しでも多くの「情報」と、自分が夢や目標にチャレンジしやすい「環境」を作る事は、すごく重要だと思います。

私自身、友人、家族、チームメイトと、ほとんどの人に自分がアメリカへ行くということを伝えていませんでしたが、

私を信頼してくれて、私に対して協力する方は指導者含め何人かいました。

実際にある友人は、県外の大学野球関係者で元マイナーリーガーの方がいるからその方へ「会いに行ってみれば?」とアポをとってくれ、
実際に会いに行ってみると、やはり行ってよかったと思えるような「情報」を手に入れる事ができました。

またチームのコーチは、元日本人メジャーリーガーとのつながりがある方で、元日本人メジャーリーガーの方と電話ではありましたが、長い時間お話しさせていただく機会を作って頂き色んなアドバイスをして頂きました。

あとは、こんな友人もいました。
「俺はお前のためになる情報とか言ってあげられんけ〜、これくらいはさせて。」
と、少し離れた空港まで見送りに来てくれたりなど。
こういった交友関係を通して、私は「環境」に恵まれていたとつくづく思いました。

しかし、私にとって良いことばかりでもありませんでした。
これもあまり良くない日本文化の1部なんでしょうか?

私みたいにみんなと違う事に興味を持ち、その道へ進みたいと思うと、
それだけで、妬み嫉み、陰でバカにされるなど、やっぱりあるものですね。笑笑

私は基本的にあまりそういった事を気にしすぎて何も手がつかないといった事はないのですが、何とも思わない図太いメンタルを持ってるわけでもありません。
多少周りの目を気にしている部分もありましたが、ある出来事をきっかけに、より割り切った考えを持つ事ができるようになりました。

それは、大学4年の年明けくらいに毎年恒例の野球部のイベント行事で4年生の追い出しコンパでの出来事でした。
そこで4年生は部員指導者含め150人くらいいる人の前でスピーチをする時間を設けられるのですが、当時私の信頼していたコーチに、「今からみんなの前でアメリカ行きますって言ってみれば?」
と不意に言われました。やはり多少周りの目が気になっていた私は、
「言えないですよ〜。こんな大勢の前で、なんて思われるかわからないですし。」
しかしそのコーチは、
「お前はここにおるみんなに自分をよく思ってもらいたいと思っとるけぇ、
言えんのんじゃないんか?
この大勢の中でたった1人でもお前の考え方や、生き方、これから挑戦しようとしとる事に、共感してくれる人がおってくれればそれでいいじゃん!!」

私にとってこの言葉がどれほど胸に刺さったでしょうか。

批判的な意見というのは何をするにしても大概ついてきます。
しかし、そのマイナスな意見が原因となって自分を失うなら、それはきっと後悔する事になります。
私はこの言葉をきっかけに挑戦していく事に対する批判について受け止めつつも割り切るという考え方を持つ事ができるようになりました。

それに良い意味で周りの目を気にすることもなくなりました。
読者の皆さんの中にもしかしたら、似たような状況を体験した方、もしくは今している方がいるのではないでしょうか?
どんな人にも当てはまるとは思いませんが、もし私の経験が読者のあなたへの変わるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありませんね。

そして他に実際私がアメリカに行くにあたってどんな活動をしていたかというところをいくつかお話しします。
まず、野球のプレミア12の大会関係者と面談できる機会が東京であったのでそこに足を運び、自分の意見や考え方などに対して、アドバイスを頂いたり、
また同じく東京で、海外野球留学で有名な某会社まで行き、同じようにアドバイスなど頂くという事ができたという事。
そういった活動をしていっているうちに私はSNSを使ってこんな方と知り合う事ができました。
https://instagram.com/haruyamaryo?igshid=1sgkl3mruychk
この方は当時アメリカのペコスリーグという独立リーグで、プレーされていた方です。
この方から色々お話をお聞きして、このペコスリーグという存在を知り、私もここに挑戦してみようと決めました。

そもそもペコスリーグとは
広いアメリカに数多くある独立リーグの1つです。
「そこってマイナーリーグ?」
とは違い、このリーグはメジャーリーグ傘下には属していない独立したリーグです。

(以下リーグサイトです。)
Welcome to Pecos League of Professional Baseball Clubs-- Welcome to the Pecos League!

こういった下層リーグからメジャーリーグを目指す選手も多く、今では全体の独立リーグを見れば各地でプレーしている日本人選手も多くいます。

このリーグで1シーズンプレーをしようと思うと、まず3月上旬から始まるペコスリーグのspring leagueに参加しなければなりません。

そこで約1ヶ月間、練習、試合をこなしていき、spring league終了後5月から始まるシーズン前最後の調整場であるspring trainingで最終ロースター枠に残る事ができれば、ペコスリーグのプロ選手として野球をしていく事ができるようになります。

この話の詳細について、次の記事で詳しくお話しさせて頂きたいと思います。


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