アメリカ独立リーグ挑戦🇺🇸
こんにちは。今回もはじまりました。
それでは前回の続きからお話しを進めていきたいと思います。
ペコスリーグのspring leagueは約1ヶ月弱あり試合数は10数試合しかなく、
1シーズンペコスの選手としてプレーするにはこの10数試合でいい数字を残さなければなりません。
そしてはじまったPecos Spring League 。
開幕最初の試合で私はなんと1番ライトでスタメン出場でした。
人生で1番を打つ事が初めてだった私は、とにかく出塁する事を求められていると判断し、とにかく期待に応えられるような仕事をしようと意気込んで臨みました。
しかし、1打席目、2打席目と全くタイミングが取れなくて凡打を繰り返してしまいました。
続くそれ以降の打席も全く結果が残せず、アピールどころか1番としての仕事も何もできませんでした。
早速いただいたチャンスを結果として残すことのできなかった事に私は苛立ちを覚えました。そんな中チームメイトに、
「また次々の試合がある。」
「お前のスイングなら問題ない。」
と励まされたのを覚えています。
しかし続く試合と打撃面でなかなか結果が残すことのできない私は、
「なぜ打てないか。」という理由もわからないまま試合数だけ重ねていき、とうとう残り試合半分のところまでになってしまいました。
この期間はとても早かったです。
私はひどく焦っていました。
バッティング練習ではチームで誰よりも柵越えを打つ事ができていた事もあり、余計に試合で結果が残せない自分自身に焦りがありました。
そんな私を見てチームメイトの1人が、
試合も練習も休みの日に、
「気晴らしにドライブにでも行かないか?」
と誘ってくれました。
私は正直それどころじゃないと思っていたのですが、半ば強制的に連れられドライブ中彼にこう言われました。
「結果が残せなくて焦る気持ちはわかるが、焦ってもいい方向にはいかない。
お前が今、自分が持っている力を信じて、そのパフォーマンスを試合で発揮できるように頑張っていこう。幸運を願ってるよ。」
と彼がそう言ってくれました。
こう言った言葉をかけられた私は、「もっと冷静になろう。」と思い、これまで打っても打てなくても自分の打席でどんなスイングをしていたか、の視点でしか自分を見る事ができていなかった私はまず、その一瞬一瞬の結果に対してもっと割り切ってみようと思うようになりました。
これまでストライクカウントが増えていくにつれ、
三振を意識してしまっていた自分。
また、甘い球を打ち損じてしまったときの動揺など、そんな事は考えず、
打てると判断した球に対してはどんどん自分のスイングをしていこうと決めました。
すると結果は少しづつ出るようになっていき、
前半打率1割台だったのが後半だけで3割以上残す事ができました。
次第に対戦相手の反応も変わっていき、試合終わりに相手チームのコーチ達から声をかけてくれるようにもなりました。
そして最終戦そこでも長打を含め複数安打を記録した私は、少し安堵というか、安心感もありました。
、、、がしかしトータルの成績を見てみると
打率2割5分、長打も数本、HR0本、出塁率も3割6分、こんな成績しか残す事ができなかった私は次のspring trainingでどこかのチームが私に声をかけてもらえるのか不安な気持ちでした。
そんな中でチームメイトでもありルームメイトでもあった選手は1人、また1人とコーチから呼ばれてチームが決まり喜んでいる姿を見る一方、私は中々声がかからず、
とうとうルームメイトの私以外の3人は全員次のspring trainingの参加チームが決まりました。
正直少し諦めかけていたその時、別の部屋のチームメイトと私の二人が、あるコーチの部屋に呼ばれました。
するとそこには、私のことをずっと気にかけていてくれて、仲良くなったコーチがいました。
そのコーチがいつもより流暢な英語でどんどん話を進めていくのに対して、何も言葉が理解できない私。
するともう1人のチームメイトが翻訳機を出してくれて通訳してくれました。
その内容とは、、、、、
気になる続きは次記事でお話していきたいと思います。ご愛読ありがとうございました。
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