【精神疾患心境】60:2つの問い 〜傷心を和らげるには〜
暇じ…ゲフンゲフン、
療養者は
note記事を始め興味のあるいろいろな
情報に触れる時間があります。
(情報過多は療養になってない)
そんな中、こんな話をそれぞれ別々に
見つけました。
同じ精神疾患症状への考え方に対して
「A」と答える人(精神医学的に正しい、以下A)と
「B」と答える人(信条に基づく考え方、以下B)
AとBは主張が異なります。
さて、読者の皆様に1つ目の問いです。
精神疾患持ちのAとしては、皆様に正しい知識で
精神疾患に苦しむ人達に寄り添ってもらいたい。
この場面で、AのあなたはBに対しどういう
行動を取りますか?
自分は立てた仮説を検証する為
「Bの背景を聞いてみる」ことにしてみました。
【仮説】
この考えの違いは「知識」からくる
ものではないでしょうか。
生まれてから今までその人が触れてきた
環境、情報や経験が蓄積され解釈されて
その方の知識が形成されます。
誰一人として
同じ特質を持って生まれ
同じ環境の中で
同じ経験を持った
ドッペルゲンガーはいません。
例えば、「円周率は?」と
聞かれてあなたは何と答えるでしょうか。
3?
3.14?
3.141592653589…?
π?
どれも、その人の知識の範囲で「正解」です。
しかし、回答が違います。
では、現在も惨状となっているロシアー
ウクライナの武力衝突で大義があるのは?
日本のたいていの方は「ウクライナ」と
答えるでしょう。
しかし、そうでない方もいらっしゃいます。
どちらも正解…というより、知識によって
形作られた信条によるところが
大きいでしょう。
【壁の存在】
上記のような知識による意見の衝突で
人間は壁を作ることがあります。
(ここで挨拶文を回収してみます)
物理的にはベルリンの壁がそれに当たり
学説的には天動説と地動説などの論争などで
できた派閥がそれです。
壁のある生活は
競争を生み進歩していく力になり得ますが、
壁の中の蛙になったり、壁の外と不意の衝突や
共倒れを起こすこともあります。
壁のない生活は
自由で平和的ですが、現状に満足してしまい
進歩が緩やかになることがあります。
現代はインターネットの
普及から壁がどんどん取り払われる
時代になっています。
意見において
壁を取り払うにはどうすればいいか。
自分か相手の知識や信条を変えること。
つまり、自分が正しいと確信できるなら
相手に理解してもらった上で
納得させる「説得」が必要です。
下記に示す通り、理解の上で
相手に内心の満足を得てもらう必要が
あるのです。
理解よりも説得は数段困難です。
まずは信頼関係を作ること。
やり方によっては相手との信頼関係を損なう
恐れがあります。
【検証結果と所感】
Bの方の考えの背景から、その相違は知識の
有無で間違いないです。
自分も当事者にならなければ知らなかった。
Bの考え方は当事者のAであるが故にこころを
傷めるものでした。
ちなみにAは「希○念慮は脳病であることがある」
Bは「希○念慮は全て現実逃避」でした。
精神疾患ってまだまだ知られていない、
誤解が多いんだな、と感じています。
さらに言えば、自分で経験したあるいは
興味を持った疾患以外の情報は無知です。
これは精神疾患に限らず、誰もがその通り
でしょう。
無知による誤解、誤解による発信、発信による傷心
ここで、読者の皆様に2つ目の問いです。
ネット発信による傷心を和らげる為に必要なことは
何だと思いますか?教えて下さい。
本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。
以前の記事は自己紹介記事から参照下さい。
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