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【その他】番外:「書くこと」について

イランカラプテ。
がんばらないひと、とことこてーです。
以前の記事は自己紹介記事を参照下さい。

今回は、かふぃさんの #書くこと  をテーマに
自分の書くことへの感覚をまとめたいと思います。

はじめに結論から。
・書くことは自分にとってパズル
・意識していることはどの人が読んでも
 同じ意味に捉えてもらえるような文章
です。

自分にとって文章を書く感覚、手順は
以下になります。

①書くことにおける言葉、データを頭に散りばめる
②書く目的をイメージして①を並べていく
③体裁を整える


まず、自分は書くことに対して真剣に
向き合った経験が少ないです。

学生時代は与えられた課題に対し、
過去の論文などを参考にこうかな?と
思う文章を流すように書いていたことが
ほとんどでした。


それがいつしか変化したのが
社会人になってからです。

製品開発という仕事柄、技術報告書を
よく書きます。
これがなかなかの曲者で、直属上司から
品質部門、課長、部長を通過する必要が
あります。

その全員のサイン(納得)が得られないと
登録(評価)にならないのです。

一番突っ込まれるのが、目的と結論の
不一致
です。

製品開発の仕事は設計目標があり
・設計目標を満たす設計計算ができているか
・試作品で設計目標の性能が出るか
を確認することが「目的」となります。

一方、「結論」は上記の結果から考察し
どのような理由で合否が判断されるのか
となります。

これが気づくとずれていることが
よくあり、赤ペンを度々入れられる
要因となっています。


その教訓から、書く手順ごとの頭の中を紹介します。

①書くことにおける事実を頭に散りばめる
 目的に合わせた、設計計算結果や評価結果が
 この場合の「事実」となります。
 数値やデータの相関などが当たります。
 このうち必要そうな事実をピックアップ。

②書く目的をイメージして①を並べていく
 ①を踏まえて、事実から数値やデータなど
 考察しつつ並べ、結論にまとめます。
 しかし、大抵一発でうまくいかないので
 目的と結論の表現の歩み寄りを繰り返します。

③体裁を整える
 基本A4 1枚のフォーマットにまとめる為
 最低限の言葉でどんな人にも理解できる
 ような表現になっているか確認し、修正。
 条件、データは添付資料として次ページ
 以降にまとめます。
 (が、上の人が読むのは1ページのみ)


ここまでやってもやっかいなのが、
上司の感性の違い。

課長と係長で言うことが違うことはザラ。
どちらに合わせて書いても直されるのが
悲しいところです。
いつも頭を悩ませています。


noteの記事執筆も基本的に同じです。

書きたい出来事の言葉の断片を集め

メインテーマに合わせて並べ

読みやすいよう、みんな同じ理解が
できるよう体裁を整える

こういうパズルのような「書きかた」を
しているせいか、どうしても小説のような
感情表現を書くことが苦手です。

ちなみにアドリブで話すことも同樣に苦手。
パズルを組み立てる前に答えなければ
ならないことが多々あり、苦手意識を
持っています。

改めて文章にすると、創作大賞向けエッセイを
書くときに苦戦して数千字を何度も消した
理由がわかりました。

かふぃさん、こんな感じですがいかがでしょうか。

本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。


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