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失念(うつ病に至る大事な事実の記載漏れ)

職場の同僚から前上司が来月異動することを
聞きました。
下記の記事で不安障害やうつ病のきっかけに
なった時期の上司です。

それを聞いたときに記事に書いていない
大事な事実を思い出しました。
理由と合わせて綴ります。


結論から言うと、今は前上司にネガティブな
思いを持っていません。


【理由1】お互いをよく知った間柄だった

前上司は2つ上の10年以上比較的近いところで
仕事をしてきた先輩後輩の関係です。
やってきた経験が異なる為、わからないことを
的確に教えてもらったのは数知れず、逆も
また然りでした。
ですので、ある程度の信頼関係ができて
いたと思っています。

【理由2】理由1からお互いに期待値があったが、それがズレていた

信頼関係は同時に期待値となります。
前上司は管理職となってすぐに上司となりました。
きっと前上司の中に「あいつはここまでなら
できる」というラインがあり、それをベースに
仕事依頼していたと思います。

ただ、その期待値は今まで歴代上司のもとで
動いてきた場合に発揮されたものでした。
仕事の進め方、考え方が歴代上司と違うことで
不幸にもお互いの期待値のズレが生じていた
のだと思います。

【理由3】期待値のズレについて最後まで腹を割って話せなかった

前上司はそのズレを補正してレベルを引き上げ
ようとしてくれました。

ただ、正論で詰めてくる話し方をするので
(これは昔から)、こちらから反論することも
できず、フォローもされず、追いつけ
なかったのです。
その為、自分の実力のなさを感じ自己肯定感を
落としていった
ことが最終的に不安障害、
うつ病につながったのでしょう。

また、その精神状態で期待値のズレを埋める
話し合いに持っていくことができなかった
のも
痛恨でした。
期待値がズレたまま、育成面談や1on1
ミーティングでも言うことが
支離滅裂になっていたと思います。
この頃はただただ辛く、環境を変えたい思いを
持っていました。


自分が異動してからしばらくして休職となり
それ以来会っていません。
ただ、異動前最後の面談で「上司部下ではなく
先輩後輩の関係に戻れるのが嬉しい」と伝え
ました。

異動の話を聞いてLINEでお世話になった
ことを伝え、復職の暁には飲みに行こう
という話になりました。

ただ、それでも上司部下お互い様子を見ながら
誤解があれば解く、期待値がズレていれば
すり合わせることが職場のメンタルヘルス上
大事だという思いは変わりません。

それが叶わないのであればさらに上への相談、
異動や転職を考えるのが自己防衛手段に
なるのかなと思います。


こんな大事なことを失念してしまったという
ことは、まだまだ集中力が低いということ
ですね。
少しずつ高めていきたいと思います。

本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。

by とことこてー

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