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映画『レッドクリフ Part II 未来への最終決戦』から学ぶライフ・コーチング ~「ねばならない」では難しい~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『レッドクリフ Part II 未来への最終決戦』を観ました。

曹操の部下は「ねばならない」的にみえました。


おはようございます。
とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点から映画『レッドクリフ Part II』の学びを書かせていただきます。


この映画からの学びは

「○○しなければ‥‥」思考で勝つのは難しい

です。


あらすじは、こんな感じです。

西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備連合軍だったが、食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた。そこに曹操軍の2000隻の戦艦と80万の兵士が逆襲。司令官の周瑜と孔明が作戦を仕掛けようとする中、周瑜の妻・小喬がある行動に出る・・・。
(「シネマトウデイ」より一部引用  https://www.cinematoday.jp/movie/T0006940)


曹操に仕える将軍たちは「○○しなければ‥‥」というマインドだったのではないでしょうか?

このマインドではクリエイティブな戦術を出すのは難しいと考えます。

戦に勝つことが目的ではなく、意識が違う方に向いているように見えました。

曹操に気に入られること
曹操の怒らせないようにすること
曹操の私欲を満たすこと
などなど


人間は「○○したい」というマインドになったときに本来の力を発揮します。

ですが、曹操の部下たちは恐怖に萎縮してしまっていました。その結果、カンも冴えず、些細な変化を見落として簡単なミスをしていまいます。

それが曹操の怒りを買ってしまい、さらに本来の力が発揮できないというスパイラルにはまっていると感じました。


一方、劉備と孫権の連合軍は「○○したい」という意識が強かったのではないでしょうか?

この意識が、創造力を発揮し、新たな武器や組織的な戦術、大胆かつ巧妙な戦略などを作り出していきます。

天才軍師の孔明は自然の中で羽根のうちわを扇ぎながら、いつも涼しい顔をしています。

知的な思考を巡らしているのでしょうが、決して難しい顔はしていません。

人間がクリエイティブな思考をしているときはこんな顔になっているんだなあ、と参考になりました。


「○○しなければ」という思考の人間と「○○したい」という思考の人間。相反する思考を持った人間の言動の比較、その結果は‥‥

という視点からこの映画を楽しませてもらいました。


たくさんの英雄や個性的な人間が登場することでの人間模様。

それに加えて組織マネジメントや戦略・戦術、発想の仕方・考え方などなど

その人によって、さまざまな気づきや学びを得ることができると思います。

これが、三国志が長い間人々を魅了し続けている理由のひとつなんだろうなあ、と感じた今日です。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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