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映画『トゥルーマン・ショー』の感想&コーチング視点での気づき ~認知的不協和の力を活かせ〜

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『トゥルーマン・ショー』を観ました。

認知的不協和の生じた主人公が、それを解決するために恐怖を克服する物語。


おはようございます。
とこま(tokoma)と申します。

ライフ・コーチである僕とこま(tokoma)が、映画『トゥルーマン・ショー』から学んだコーチング視点での気づきを書かせていただきます。


今回の気づきは

認知的不協和の力を味方に!

ということです。

お話しはこんな内容です。

典型的なアメリカ市民・トゥルーマン。だが彼の暮らす環境は、どことなく不自然だ。それもそのはず、実は彼の人生は、隠しカメラによってTV番組「トゥルーマン・ショー」として世界中に放送されていたのだ! 家族や友人を含めたこれまでの人生が全てフィクションだったと知った彼は・・・。
(「allcinema」より引用 https://www.allcinema.net/cinema/84338)


認知的不協和とは

2つの矛盾する認知を同時に持ったときに起こる不快な感情、またその不協和を解消しようとする心理状態です。


自分の内側の現実と外側の現実が合わなくなったとき、人はどちらか一方に合わせてリアリティを作り変えようとします。

不協和の状態を維持していると心身に何かしらのダメージを与えてしまう可能性があります。

それを防ぐために、外側が不都合な現実であっても、内側の現実がそれに合わせようとします。


「認知的不協和」の原理を上手に活かす方法があります。

田島大輔氏著『マインドの教科書』に紹介されているので、引用します。

「認知的不協和」という原理を上手に活用することによって、自然とゴールを達成していくこともできます。つまり、「いまある現実世界のリアリティ」よりも「ゴール世界のリアリティ」の臨場感をより高めることによって、意図的に不協和を起こさせます。そうすると、その不協和を解消するために、自然とゴールの世界を達成するように無意識が導いてくれるのです。ゴール設定とは、意図的に認知的不協和を起こして、それを解消するためのエネルギーと創造性を生み出すことです。
『マインドの教科書』 田島大輔著、苫米地英人監修 開拓社発行

映画の話しに移ります。

主人公トゥルーマンの恐怖を克服した行動は、認知的不協和の力を活用した結果だと思います。

現実と彼が理想とする世界の不協和を解消すること。これが原動力になっている気がします。

認知的不協和を起こすことで、クリエイティビティ(創造力)を発揮することができるのです。

是非とも上手に使いたいものです。



今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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