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男が張り合ってくる、っていうのは、確かにあるよ、確かにな。

 今週はびっくりするほど疲れた。彼氏とデートしても最近それほど疲れなかったので油断してたら、びっくりするほど疲れた。多分、いっこ前のデートの時わたしが my period だったからだと思う。そのへんの因果関係は、どうぞ察していただければ幸いです。

 年を取ったせいか疲れが即座に出ないので、2日経った昨日どっときて、体調の谷を記録したので、昨日はネットとのコンタクトを一切断った。大島弓子さんの「グーグーだって猫である」で、コネコが物も食わずケージに引き籠って寝倒してエネルギーを集中させて足の怪我を治したエピソードを見たが、(ああ、そういう感じだったか)と思った。

 と、これで何が言いたいのかというと、「ですので今日は、簡単に流す」という言い訳です。よろしくお願いいたします。彼氏にはよく「モー、アナタ何歳ナノー?20歳ー?」と言われてしまうけれども、わたしたち両方とも、もう少し年甲斐があってもいいのではと思う。お互いにな!

 さて、ツイッターを眺めていたら、「妻が体調悪い、と言うと、絶対夫が『俺の方がもっと悪い!』と被せてくる」というツイートが流れてきた。(あっ、これって特殊現象ではなかったんでございますね!)と思った。結婚していた時は、滅茶苦茶遭遇した。

 しかしちょっと辺りを見回してみると、別に男尊女卑バリバリ男でなくても、男の人って何かと「俺の方がすごいもん!」って張り合ってきたがるな、という気はする。テーマは違えど。

 元夫の場合は、「俺の方がハードに働いている!」「俺の方が体を酷使している!」「俺の方が体調悪い!」「俺の方が辛い!」だったけど、位相をずらすと、似たようなことはうちの父にも、彼氏にもある。

 うちの父の場合は、主に仕事で張り合ってくる。ちょっと仕事上の納得できないことや理不尽なことの話をすると、「俺なんか、〇〇の時はもっと××だった」「俺の時はもっと酷かった」という張り合い方をしてくる。そんな過去のことで、しかも大変さで張り合ってこなくてもいいのに、と思う。

 じゃあ彼氏はどうなのかというと、彼氏は「ネコとのラブラブ度合い」で張り合ってくる。わたしは、うちの最古株のおばあちゃんネコと信じられないほどラブラブなのだが、というより、おばあちゃんネコがグロッキーになるほどわたしラブなのだが(例えばこんな感じ)、彼氏とラインで話す毎夜のタイミングでも、下ろしても下ろしても膝に上ってくるのである。彼氏のネコときたら彼氏を顧みず毎晩外に出かけて行ったりするので、「今彼女、わたしの膝の上」「ちょっとツカレル泣」とか言って写真を送ったりすると、「ワーオ!」「うちとすごく違う!」みたいな反応が返ってくるのだが、最近ではわたしがうちのネコの話を始めると彼氏のネコの話題で返してきたり、訊いてもいないのに「今日は僕と彼、超ラブラブ」とアピールしてきたりするのだ。でもさあ、あなたたちって、男の子同士みたいに、いっつも荒っぽいコミュニケーションしてるじゃありませんの。なんていうか……ラブラブとかじゃなくても、もう、それでよくない?

 まあ、例によって挙げられる事例が元夫・父親・彼氏くらいしかないのがわたしの限界なのだが、なんていうんだろう、男の人って、「勝ちたい!」「俺の方が凄いって思われたい!」とかいう顕在的な意識以前に、脊髄反射的に張り合ってきますよなあ、というのが実感としてある。だって別に、ネコとのラブラブ度合いで張り合わなくていいもんね……。DNAですかなあ。

 そんな彼氏、ネコをホールドしたり、挑発したり、格闘したり、荒っぽい遊びをしたり、そういう時は、blood B の発動なんだそうです。

 というあたりで、特に深い考察もせず、今日は終わり。

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