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この2ヵ月で6つも消費しているジャムの話。

10年程前に、このジャムが食べてみたくて
鎌倉まで行ったことを思い出す。

鎌倉は遠かった。

距離はさほどでもないんだけど、
なんせ毎度渋滞に巻き込まれたもんだから、
「遠い」「時間がかかる」っていうイメージが
べったりこびりついてしまってる。

それでも時々行きたくなるからすごい。
なんだか惹かれる、不思議な街。


そんな鎌倉の思い出の味と、
学芸大学前で髪を切った帰りに、
ばったり出会えるなんて思ってもみなかった。

え!ロミユニ、ここにあるの!?



ちょっと意識の中にあったんです。

実は大のお気に入りのお菓子屋さん、Sunday Bake Shopの島津さんが
何かの記事で、ロミユニでジャムづくりの修行をしていた、というのを読んで
(間違いだったらごめんなさい。)
また食べたいなぁ……と思っていたところだった。
島津さんとこのスコーンにつけるテイクアウトのジャム&クロテッドクリーム、あのジャムも大好きなもんだから。(瓶で買いたいのに売っていないのが残念!毎度クロテッドクリームとセットでちびちび購入。)
そのルーツであるロミユニに行けば、きっと「これだ!」っていうジャムに出会えるんだろうなぁ。と思ったりしていた。
だけど鎌倉は、遠い。

でもそれが、学芸大学前にあったなんて。
自転車で行けてしまう!
しかも美容室のついでに寄れちゃう。
うそでしょ~!しあわせ~!

↑ちなみに2023年、Rougyから移行し、じわじわ通いだした美容室。
 渡邊くんに、お世話になっています。


ジャムが好きってわけではない。

正直、普段の生活でジャムはほとんどつかわなくて、
使うのはスコーンを食べるときぐらい。
市販で買うのは、TipTree(チップトリー)のブルーベリージャムくらいで、
他は買っても大体残してだめにしてしまう。

特別な出会いがあった時は買ってみたり、
時には自分でも作るのだけど、
それも大体作りすぎて残してしまったりする。
(自分で作るのはパンやスコーンに、というよりチーズに合うジャム!)
要するに、私は別に「ジャム大好き!」な人ではない。

だけど久しぶりのロミユニにテンションが上がり、思わず2つ購入した。
瓶を手に取った瞬間、七里ガ浜の風景がよみがえる。
ロミユニは、七里ガ浜となんの関係もないんだけどね。
なつかしさで胸がいっぱいになった。

じゃじゃーん。何を買ったでしょうか?

持ち帰ったのは、フランボワーズとキルシュ。
それから、シンプルいちご。
どちらも小さな瓶にした。
残してダメにしないように。

だけどそんなの杞憂だった。
友達が遊びに来た夜に、マスカルポーネとクラッカーを添えて出したら、
二人して止まらなくなって、あっという間、
跡形もなく消えてしまった。
ジャムってこんなにすぐなくなるもの?

出会ってしまいました。私を沼らせたあのジャム……

というわけで、自分のヘアカットのタイミングを待たず、
子供たちのヘアカットの予約を入れて、
その帰りにまたロミユニへ。
今度はもう一度、フランボワーズとキルシュをリピートしたうえで、
(これが想像通りSundayBakeShopのスコーン用ジャムに似ていた!)
キャラメルと発酵バターとゲランドの塩をチョイス。
この手のミルク系ジャムって、すぐ飽きちゃうからどうかなぁと思いつつも、次女がどうしても!というので、これにしてみた。

これがもう、
やってしまった!感はんぱない。
うぅぅ、えらいもんに出会ってしまった~……とうならされる。

これはいうなれば、
パンがいらないジャム。もちろんスコーンもいいです。遠慮します。
クラッカーもいらない、なんならね。
ほんと、なんにもいらないの。
これだけスプーンにまとわせて、なめなめしていたい。
そういう子なんです。
まぁ当然そんな子なんで、パンにつけようとスコーンにつけようとクラッカーに乗せようと何したって美味なわけです。

こんなものはねぇ……リピートするしかないんですよ。


というわけで、あの日の再会から1ヶ月半、
私の髪を染めるときがやってまいりました。
学芸大学前に何しに行っているのか……もはやこれはついでの用事ではなくなった。

で、此度はこのキャラメルと発酵バターとゲランドの塩を、ついに、
大きな瓶で購入。
小さい瓶では足りないと自覚したのだ。だって次女もすごく食べるんだもん。大好きらしい。
そんなわけで、過去二回のお買い物経験からも、
ロミユニのジャムは我が家において滞留することなくさくさく消化してしまうものだということがはっきりとわかったので、躊躇なく購入した。
フランボワーズとキルシュも、我が家の定番として欠かすことができないものとなったので、小瓶で買い足し。

すっかり沼。リピートが止まらない。

……もう、ロミユニのジャムが冷蔵庫にないなんて、耐えられない。
朝ご飯はこのジャムをぬったトーストがでれば、
子供たちはご機嫌で学校に行く。
そらそうだろうよ!と思いながら、
母は自信満々でトーストオンリーの超簡単朝ご飯を提供する……
だってそのジャム、御馳走だもの!
朝からロミユニのジャムつきパンだなんて、
贅沢でしかない!そりゃ笑顔で目覚めるわ。

また次行ったら、別の味も試してみたいな。
でも定番も欠かせないのよね。
悩むぅ~。







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