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ピンクのユリは、思わせぶり??





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何を見てるの??


あれ。


あれって??


あの、ゆれてるお花。



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少ししか風が吹いてないのに

ゆ~っくり揺れてるね。


とっ子ちゃ~ん

あの茎がなが~いお花。

なにあれ?


このお花はね、

茎が細くて長いので、
ちょっとの風にも
揺(ゆ)れるから

「揺る花 (ゆるはな) 」
と言われ、

この 「ゆる」 が「ゆり」
になったの。 

「ユリ」の花。

ピンク色の「ユリ」の花よ。


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キレイでしょ~💗💗

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・・・・・・・・・・・


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見えないよっ!!



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そうだ!

フクまるくんは飛べるから
見れるよね?

ちょっとユリの花びらの
とこまで飛んでって。

写真、撮ってきてよ。


いいよ!

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ボクは、これでも
フクロウ属に分類される鳥類
だからね。



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ホントに長い茎だね~。

ね~ (←フクまるくん)


どんなキレイなお花が
咲いているんだろう?

ほんとにね~(←フクまるくん)


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・・・・・・・・・


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・・っって、何やってんの?


飛び立ちなよ!


早く、ユリの写真とってきてよ!

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ゴメンごめん。



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そういえば・・・


とべないんだった・・・・

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とべねぇフクロウは

ただの「フクロウ」だ。



こうなりゃ
のぼってみる??

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これを?  
のぼるの???



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タヌまるくんから・・・
どうぞ・・・



まぁまぁ、いいじゃない。

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ユリの花の真上から撮った
写真があるから。


息子に見せてもらいなさい。

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きれいだね~✨

スマートフォンって
ホントにキレイな写真が
撮れるんだね📱

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ユリの花の「ユリ」は、
「揺(ゆ)すり」が変化して
「ゆり」になったといいましたが、

漢字では「百合(ゆり)
と書きます。

なぜでしょう?

それは、ユリの球根(きゅうこん)
にその由来(ゆらい)があります。

こちらが
ユリの球根(きゅうこん)です。


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ユリの球根(きゅうこん)は、
冬に欠かせない食材
「ゆり根」としておなじみです。


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ゆり根は、ホクホクとした食感で、
ほんのりとした上品な甘みがあり、
懐石(かいせき)料理や
精進(しょうじん)料理、
おせち料理などに使われます。

わが家では、「茶碗(ちゃわん)むし」
で使います🧡

ですが、
栽培されている「ゆり根」は、
苦くて食用には向きません。

食用ゆり根として販売されているものは、
おもに、北海道で栽培されている
「コオニユリ」という品種が多いようです。

ところで、この「ゆり根」ですが、
食べるときは、一枚ずつ丁寧に
はがして使います。


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はがした「ゆり根」が、
魚の鱗(うろこ)のように
重なり合っていて
100枚くらいにはなるだろう。

という「百枚合わせた」から
「百合(ゆり)」になったと
いわれています。

とはいっても、
「百」 は実際に100 枚ある
という意味ではなく、
「たくさん」 という意味です。

「百足 (むかで)」 という漢字も
実際に足が 100 本あるわけでは
ありませんよね。


「ユリ」といえば、
白いユリがおなじみです。

以前もこのnoteで
ご紹介させていただきました。

白いユリの花言葉は、
「無垢(むく)」「純潔(じゅんけつ)」
など、清潔感がありますが、

ピンク色のユリの花言葉は、
ちょっと、意外。

「虚栄心(きょえいしん)」


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虚栄心(きょえいしん)とは、

自分を大きく見せようとして
見栄(みえ)を張りたがる心

を意味します。

自分をすごい人のように、
大きく見せようとすることで、

分かりやすくいうと、

「みえっぱり」


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本当はそれほどたいしたことがない
事は自分でわかっているけど、

他人にダメだと思われたくないから、
わざと自分のすごさをアピールしたりして、

大きくみせようとするの。

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そうね。
じつは、「虚栄心(きょえいしん)」
という花言葉は、ピンクではなくて、
「赤いユリ」の花言葉なの。


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赤いユリの「虚栄心」には、
こんな説があります。

むか~しむかしの、
ギリシャ神話のなかで、
キリスト様が「はりつけの刑」
にされたとき、

他の花が悲しくて首をたれているけど、
赤いユリだけは自分の美しさが
悲しみのなぐさめになると思って、
ほこらしげに顔を上げていました。

そんな赤いユリを見つめたキリストに、
自分の思い上がりだったのだと
気づいた赤いユリは、
頬を赤くそめて首を垂れた、

という話が由来になっている
説もあります。

だけど、
赤いユリは、広く知られる白いユリよりも
目立つ派手な色だから、
といった由来だとされています。

柔らかい色の「ピンクのユリ」は、
虚栄心というよりも、
乙女(おとめ)のような
かわいらしさが感じられるため、

『上品』という花言葉を
あわせ持っているの💗💗


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上品ながらも、すこしだけ、

男の子に「思わせぶり」
いたずらな印象が
あるかもしれませんが💦💦


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ユリは本来、夏に咲く花なので、
初夏に近づくと量もに多くなり、
お値段的にも手に取りやすくなります。

特に、「カサブランカ」というユリは、
プレゼントフラワーや花嫁のブーケとして、
大変人気のあるお花です。


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ただし、においは強いです。


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カサブランカのお花が開花すると、
花のなかに濃いオレンジ色の
花粉のついたおしべがあります。

そのおしべをそのままにしておくと、
花粉のオレンジが白い花びらを
汚れてしまいます。

なので、開花したらすぐに、
おしべごと花粉を取り除くと
よいでしょう。


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カサブランカの美しい白色を
キープできます。

また、
一般的な花の持ちが悪くなる
夏場ですが、ユリの花は
花もちがいいため、
夏のあしらいに重宝します。

ただし、暑い場所はなるべくさけて、
涼しい場所に飾った方がいいですね。


日本の美しい四季には、
それぞれの季節に合った
美しい花が咲きます。

その花を見て季節の移ろいを
楽しまれる方も
多いのではないでしょうか。

今回は、
ピンクのユリがと~っても
キレイに咲いたので

記事にさせていただきました。


今回も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。



またお会いしましょう。


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