見出し画像

「世の中そんなに甘くない」のか?

 「世の中そんなに甘くない」「そのままではいけない」「負け組になってはいけない」。
 あえて言います。全て無視して構いません
 これからその理由をお伝えします。

 不安を煽る情報発信は2種類に分けられます。
 悪意の発信、善意の発信です。

 悪意の発信は、発信者の利益に誘導するために不安を煽るパターンです。
 街中を歩いていたり、SNSを眺めていると出没してきますが、当たり前のように無視しましょう。
 発信者が儲けるためにやっていることです。真に受けると幸福感を下げます。

悪意の発信の例
・お金の不安を煽って投資に誘導
・子どもの将来への不安を煽って教育投資に誘導
・容貌に関する不安を煽って美容品に誘導
・現職に対する不満を煽って転職に誘導

 対応を迷うのは、善意の発信です。
 「世の中そんなに甘くない」と自らの経験に基づいた助言をもらうケースです。
 一瞬、「そうかもしれないな、、、」と真に受けそうになるかもしれませんが、スルーで大丈夫です。

 彼らの言い分を要約すると、「自分は苦労して成功(主観)したのだから、あなたも同様の苦労をすべき」ということです。
 前提にあるのは、苦労と成功のトレードオフ関係、成功するには苦労をしなければならないという思い込みです。

 しかし、成功するためには苦労は必須ではありません
 楽しみに向かう過程での苦労は苦労に感じません。
 私は気になるラーメン屋に向かう道中は面倒な経路であってもワクワクします。
 (→過去記事)

 いらない「苦労」はせず、夢中になれることを目指していきましょう。
 そんなの理想論だよ、、、という方。ハードルを高く考える必要はありません。
 自分の周囲に好きなもの、心地よいものを増やしていくことがファーストステップです。
 継続しているうちにいつの間にか高いハードルを超えているはずです。
 不安がらずに、マイペースで良いのです。地に足をつけていきましょう。

忘れない 自分のためだけに
生きられなかった淋しいひと

『VOYAGER〜日付のない墓標』 松任谷由実


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?