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ヒトラーに従事していた人々


以前、このような記事を見たことがあります。

ナチスの偉い人で、大量虐殺を指示していた人
その人が死刑になることになった、と。
しかしその人の顔が公開された時、その印象は、
とても人を虐殺するような卑劣な人には見えなかった
覇気のない、とても弱そうな普通の人だった、と。

うろ覚えの話なので詳細までは正確ではありません。(すいません)
言いたかったことは、
その人間の意思で人を殺しているわけではない
しかし、上からの命令により、その人は虐殺を指示していた。
そこに罪悪感はなかった。その人はひたすらに仕事をしていた。
ということでした。



意思がないって
本当に恐ろしいです。

言われた通りにボタンを押す
キーボードを打ち込む
数字がただの意思疎通の記号でしかない

向こう側に生身の人間がいることが分からない


でもそういう人達に共通してると思ったのは、
自分に余裕がないんだろうな、ということです。

自分自身が危ないから
あるいは急かされているから
時間がない
自分が失敗した
でも自分を守るために
答えが分からない
などなど。。。


そんなことが胸の中にある中、
うわべで綺麗な言葉だけ並べられて
正義かのごとく指示をする

される側のこっちはたまったものではありません。


以前の私は、そんな環境に同じく流されていました。
私も自分に余裕がなかったから。
でも前述したように、

自分に余裕がない=人の気持ちが見えていない

以前の私も、貧乏な心を持っていたことで
無作為に誰かを傷つけていたかもしれません。


自分に余裕がなかったり自信がないことは
悪いことではありません。
でも自分に余裕がないことで誰かを傷つけてないか
本当に本当に考えるべきだと思います。
考えるだけでも全然違う気がします。

でも考えないって、楽なんですよね。


本当に余裕がない時は、
人と距離を置くことも大事かもしれない
いいとこ取りは、誰かを傷つける

具体的なエピソードは語りませんが、
そう思わせられることが身近にあったということでした。

人は鏡とよく言いますが
私はこれを反面教師にして、自分と人との関わり方を大事にしたいと思います。

では。

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