フォトグラファーのPC選び、必要な条件と購入のポイント
写真がデジタルになり、PCはカメラと同じくらい重要な機材となりました。
デジタルでのワークフローを行う上で、カメラ・PC・ソフトウェアをトータルで考えることが、作業を効率的に行うために重要になってきます。
写真編集を行うには、Mac一択、というのは多くの人が思っていることかもしれません。
しかしMacを使う上で、なんとなく使っているという人が多いのではないでしょうか。フリーランスの場合はPCを経費として計上できるので、どのスペックを買えばよいのか、どのサイクルで買い換えるか等、考えることがいくつかあります。
僕はフォトグラファーとして活動する以前から、14年間くらいMacを使ってきました。これまでの人生はMacにより導かれてきたと言っても大袈裟ではありません笑。OSがライオンになりレパードになりヨセミテになりビッグサーになる度に、僕自身も進化させられてきたというわけです。(進化した気になっているだけかもしれませんが)
フォトグラファーとして活動していく中で、どのようなMacを使ってきたか個人的な使用歴をまず伝えることが、手っ取り早いと思いました。その後で、必須条件とマシン購入のポイントについて考えていきます。
導入として、Macにまつわる小さなエピソードを。
友人のファッションフォトグラファーが13インチを使う理由
以前同じスタジオでよく撮影していたフォトグラファーに、頑なに13インチのMacBookしか使わない人がいました。
僕はそのとき、家でもスタジオでもiMacの15や17インチという割と大きな画面サイズで作業していたので、疑問に思い尋ねたのです。
「小さくて作業しづらくない?」
すると彼はこう言うのです。
「このサイズがいいんだよね。写真見るのにちょうどいいし、やりやすい。むしろもっと小さくてもいいくらいです」
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