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【水瓶座の土星】偏見の目を向けられることを強く怖れる気持ちを感じやすい.

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占星術研究家である鏡リュウジ先生は
『鏡リュウジの占星術の教科書1』のなかで

「土星は制限や限界を司る星であり、
 強い自分を作るための力を与えてくれる星」

「土星の力をしっかりと発揮すれば、
 あなたは試練と出遭ったとしても、
 決して恐れることなく立ち向かい、
 痛みや苦しみを乗り越えて、
 成長することができます」と書かれています。



しかし、土星星座から目をそらしたり、
逃げ出してしまうと、
それはコンプレックスとなって残るものなんですね。

そう考えると、土星星座から
「自分のエネルギーを注ぐポイント」もみえてきます。

土星星座って、やっぱり痛いんですけど、
でも、未来からのメッセージかなと感じています。

僕は困難に立ち向かうこと自体、
イエスともノーとも言えないのですが、

「必要で、生産的な努力」と
「不必要で、非生産的な努力」、
このふたつがあると思っています。

だから、一概に「努力は美徳」だとも思わないのです。

大切なのは
ポイントを見極めていくことではないでしょうか。


【みずがめ座の土星について】

鏡先生曰く
「個性を重んじるみずがめ座にある土星は、
 偏見の目を向けられることを
 強く怖れる気持ちをもたらしています」と。

では、そもそも、「個性」とはなんぞや。  

辞書では
「他の人と違った、
 その人特有の性質、性格。個人の特性」、
「パーソナリティ」とあります。

当然ですが、
自分とまったく同じ人はいるはずもありません。

生まれも育ちも、生き方も、
すべてがまったく同じ人なんているはずもありません。

「唯一無二」という言葉は、
本来、誰にとっても当てはまるものなんですよね。

冷静に考えてみれば、生まれた時点で、
誰もが「個性」を持っていることになります。

それなのに、
どうして「個性を通じて、他者との違い」を、
あえて主張したいと願うのでしょうか。

問いかけてはいますが、
そもそも、この感覚って、自然なんですよね。

これ、実は「自分のことはみえない」ことと
関係しているのかもしれない、
ふと、そんなふうに考えました。

そうなんです、
人って、本当に自分のことがみえないもの。

そもそも、自分の顔すら、
鏡を使わなければみることができません。

自分というキャラを俯瞰したり、
客観的にみているつもりでも、

やっぱり主観的な枠のなかでしか
みていないことだって、充分にあるもの。

これは不思議なことかもしれません。

自分という全体像を把握したいのなら
まわりからのフィードバックだって、
必要な判断材料になります。

これ、対象物をそのままスケッチするのではなく、

そのまわり、背景からスケッチしていくことで、
対象物が浮き彫りになってくる手法と
似ている感じがするんです。


余談ですが、
僕はタロットをするときでも、
場に出ていないカードを見つけて、

そこから実際に
出ているカードの意味を説明することもあります。

他者との違いは、
当然のごとく、誰にでも存在します。

そもそも、違いだらけですよね。

個性を重んじるということは、
シンプルに「他者との違いを重んじる」こと。

国民性といってしまえば、
それまでかもしれませんが、

確かに日本という国は
「違いを隠す、みせない、表現しない」感が
強いのかもしれません。

ただ、そもそも、ひとりの持つ
「小さな個性」を出したからといって、
世界の広さからすれば、
本来は相当たかが知れているんです。

まわりがあれこれ言うレベルでもない。

これ、断言できますが、
あれこれ言う人って、はっきり言ってヒマなんです。

本当に限られた
世界のなかでしか生きていないんです。

ただ、僕はその生き方を否定したいわけではない。

限られた世界のなかで生きて、
小さな個性を表現していくことも、

限られた世界から出ようと、
大きく個性を表現していくことも

どちらにもリスクがあり、
メリットもあるんだということ。

ただ、そこに大きい小さいの程度があるだけで、
結局は同じことなんですよ。

土星にみずがめ座がある方は、
この世界中すべてが
生きていくフィールドだと思うことで、

もっと自然体で、
自分らしく生きられるんじゃないのかな、

僕はそう感じています。


【セッション】
 『かわいさ』を思い出すタロットと星詠み


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