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東海HRのPjM(プロジェクトマネージャー)はどんなことをするのか?

ハンズオン型グロースハックスタジオの東海エイチアール株式会社(以下、東海HR)では、東海地域の地元大手・老舗・ベンチャー企業さんの新規・既存事業開発の実務をサポートしています。

その仕事をしていく上で重要な社内の職種の1つが、プロジェクトマネージャー(以下、PjM)です。現在、弊社でもっとも注力して採用しているポジションなのですが、なかなか業務内容をうまく伝えきることができないため、このnoteに書いていこうと思います。

※PjMと聞くと、色々な流派みたいなものがあると思いますが、玄人の方は「へぇ~この会社はこんなスタンスなのね」と御手柔らかに接して頂けると嬉しいです。

まずは相手を知り、自分を知ってもらう

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私たちの仕事は、クライアントの新規・既存事業(プロダクトやサービス)の立ち上げから関わることが多いです。案件規模によっては *[定期的にクライアント先のオフィスにお伺いして]、クライアント先のプロジェクトメンバーや東海HR社内向けにディレクションをします。

今後どんな動きをしていくのか?を決める立ち上げ期において、PjMのパフォーマンスは、事業開発をする上でかなり重要となってきます。

言葉を選ばずお伝えすると、立ち上げ期の我々は相当アウェイです。なので、まずはプロジェクト関係者全員のプロフィールを確認しつつ、自分自身の役割・得意分野を認知してもらうことからスタートします。私がPjMに入る場合は、自己紹介スライド作ってMTGの場で「なぜ自分がここにいるのか?」の背景説明をよくしています。

そうすると、「どこに何があるのか?」を把握できるようになります。また、自分の知らない業界であれば専門用語は一通り抑えておくことも重要です。

*[ ]:弊社は派遣会社ではないため、雇用契約や就労規約、業務上の指示権限は弊社に帰属します。

プロジェクトが立ち上がるまでの土台をつくる

どんなプロジェクトにも発起人やリーダーとなる人がいます。大手や老舗のお客様であれば新規事業担当者の方や社内起業家の方、ベンチャーのお客様であれば役員や事業責任者の方と一緒にお仕事することが多いです。

はじめは、プロジェクトの核となるこの方々と一緒に、立ち上げまでに必要なマイルストーンを設定していきます。

この段階で、雰囲気づくりを並行して行っていくことも重要です。私たちがプロダクトやサービスづくりのディレクションをするときは、原則、ユーザーの解像度を上げていくことを何よりも優先しないといけませんが、会社規模や業種、歴史によって文化的衝突が起きるときがあります。

なので、私たちのアクションにより影響が出る部署やセクションの方には、事前にスタンスを示した上で情報共有をしていきます。

これらの過程で、「アイツら、何やっているかはよくわからないけど、社内で一生懸命動いているな」と認知してもらうことで、その後の巻き込み範囲を広げていくことができます。

テストマーケティングをリードする

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新規事業開発であれば、実用最小限のプロダクトやサービス。既存事業であれば、最小工数でリニューアルしたもの。

具体的には、例えば、ノーコードでつくったライディングページや紹介ページで、WEB広告やテレアポで集客をするところからはじめていきます。

カッこよく横文字でいうと、テストマーケティングと読んだりします。

PjMは、使用可能なヒト・モノ・カネ・情報のリソース(例えば、クライアント先の担当部署の予算やプロジェクトメンバーの人的リソース、東海HRが運営するTOKAI HRやNagoya Startup Newsのネットワークなど)を把握してテストマーケティングの詳細なマイルストーンを描き、定量的にToDoやKPIを管理しながら、プロジェクトメンバーに仕事を割り振っていきます。

「これだけアクションして、こんな成果や数字が出ました」と報告できれば、圧倒的な説得材料にもなりますし、関係者から評価やコメントも得られやすくなります。出ている成果が芳しくない場合も、周囲を巻き込めていれば、すぐ軌道修正をして次のトライを仕掛けることができます。

仮説検証を実務ベースで隔週~四半期ごとに進めることで、プロダクトやサービスの精度を上げていく姿勢です。

ここまで土台を作り上げることができれば、他の人もアサインしやすくなり、運用もしやすくなります。TOKAI HRやNagoya Startup Newsのネットワークもより活用しやすくなるのです。

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私たちのミッションに共感して、東海地域から新しい事業が生まれる風土づくりをしていきたい!という方は、東海HRの社員メンバーとして。スキルや経験を生かして、東海地域にある新規・既存事業開発のプロジェクトを探して参加してみたい!という方は、複業兼業やフリーランス契約でプロジェクト単位で関わることも可能です。

どうしても秘密保持契約の関係や業務内容が個別最適になりがちなこともあり、抽象度高いままお伝えしてしまうnoteになってしまいました。が、お会いできた方には、共有できる範囲で、過去や現在進行しているプロジェクトをベースにでPjMがどんな仕事をしているのかお話できたらいいなと思っております。


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