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大学生×Café 規格外野菜Caféはじめます!

 東海学院大学管理栄養学科の学生有志で集う規格外野菜Caféプロジェクトチームの学生です。この度、4月から大学内で管理栄養士の学びの専門性もいかしつつ念願の規格外野菜Caféをはじめることになりました。

規格外野菜Café『さらまんじぇ・とーかい』のプロジェクトメンバー

プレオープン!

 4月からの開店を前に、日頃いろいろと勉強させていただいている           農林水産省東海農政局様、岐阜県様、各務原市様にアフタヌーンティーを
ご試食いただき、ご感想やアドバイスをいただきました。
 食品ロス、規格外野菜、メニュー構成、フェアトレード、価格、味、見た目、プラごみ削減、食べ切り運動のこと等、適切なアドバイスありがとうございます。大変勉強になりました!

アフタヌーンティーのご感想等、貴重なアドバイスをありがとうございます

規格外野菜Caféをはじめるまでに7年

 2017年に4人の管理栄養学科の先輩が、学内の野菜クズや食品残渣などから堆肥作りをはじめ、1年間かけてやっと堆肥が完成。
 2018年から東海学院大学試験圃場にてその堆肥を利用して野菜栽培をはじめました。
 2019年からはやっと出荷もできる野菜を栽培できるようになり、地元のスーパーに出荷もしていますが、同時にその頃から出荷できない規格外野菜の課題に直面するようになりました。学内で規格外野菜マルシェを開店したり、子ども食堂も開店し利用していましたが、まだまだ消費できません。
 2020年からは学内に営業許可を取った菓子工房を開設し、規格外野菜で菓子を製造しています。
 2021年3月からはキッチンカーでそれらの規格外野菜の菓子の販売とエシカル消費の啓発活動も展開しています。メンバー全員が消費者庁食品ロス削減推進サポーターです。
 そして2023年4月から念願のCaféを運営することで、規格外野菜の利用範囲がさらに広がり、専門の学びを活かして食事バランスガイド等を利用した食育活動もあわせて展開していく予定です。

規格外野菜Caféオープンまでの経緯を説明中

規格外野菜Café『さらまんじぇ・とーかい』のおすすめ               アフタヌーンティー・クリームティー

 規格外野菜Caféで提供するメニューについてメンバーでいろいろと意見を出し合いました。健康的で栄養価の高いランチの提供はもちろんですが、食品ロスに関心が低いと言われているZ世代の方にも興味を持ってもらえるにはどうしたらよいか・・・華やかな見た目が人気のアフタヌーンティーを取り入れることにしました!
 アフタヌーンティーに興味を持って、規格外野菜Caféを訪れてもうらことで、同じZ世代同士、規格外野菜のこと、食品ロスのこと、地球環境のことを共に考え、行動を起こすきっかけとなってくれたら嬉しいと思います。

2023年4月のアフタヌーンティー
岐阜県産規格外いちご(美濃娘)たっぷりのアフタヌーンティー(税込1000円)

 しかし、学生にとって1000円は高いのではないか・・・との意見も。
そこでクリームティー(スコーンとドリンクのセット)も導入し500円と 価格を抑えたメニューも提供する予定です。

クリームティー(季節の規格外野菜を練り込んだスコーンとドリンクのセット)
クロッテットクリームと規格外野菜と果物の自家製ジャムを添えて

 もちろん管理栄養士の学びを活かし、規格外野菜・果物を利用して健康的に栄養価を考慮して、栄養表示も付けて、バランスの良いメニューで提供します!

アフタヌーンティーのメニューについて総料理長から説明中

規格外野菜Café『さらまんじぇ・とーかい』4月7日開店です!

 さて、いよいよ開店です!是非お越しいただき、持続可能な食と農について一緒に考えてみませんか。


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