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BiNI Approachが脳卒中後上肢麻痺に与える影響

こんばんわ。
今週も始まりましたね…梅雨時期で嫌な時期になりますが、頑張っていきましょうね。
さて、今週末は東海BiNI研究会オンラインセミナーが開催されます。

資料が完成し上記noteの有料エリアに添付してありすので、参加される方は資料をご確認・ダウンロードして頂き、当日のセミナーまでお待ちください!

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BiNI Approach-自己組織化アプローチ‐
脳卒中上肢麻痺に与える影響
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僕が以前担当させて頂いた方で…
右大脳病変で左麻痺を呈された方がいました。

その際…
●BiNI Approach-自己組織化アプローチ‐
●課題指向型アプローチ
を中心とした介入を提供させて頂きました。

約1カ月半関わらせて頂き、上肢機能評価上どういう経過を追ったかというと…

【入院時】
●FMA:24/66点(中等度麻痺)
●MAL:
AOU(生活での使用頻度)0.5/5点 QOM(動作の質)0.3/5点
●STEF(麻痺手):19/100点

でしたが…

【退院時】
●FMA:53/66点(軽度麻痺)
●MAL:
AOU(生活での使用頻度)2.6/5点 QOM(動作の質)2.2/5点
●STEF(麻痺手):71/100点

と変化を認めました。

●FMAという【ICFでいう心身機能・身体構造に分類される評価】
●MALという【ICFでいう参加に分類される評価】

においては、MCIDといい…臨床上意味のある最小重要変化量

が定められたりしています。

つまり、ある一定の点数をこえる変化が起きた場合、”臨床的な意味が保証される”といった意味をもったりします。

今回の症例さまはFMA・MALともに、MCIDを上回る回復を認め、最低限何らかの意味のある介入が提案できたのではないかと考えます。


実際どのように考え、どのように介入したかについては7月に脳卒中後上肢麻痺に関わるオンラインセミナーを開催する予定でいますので、興味をお持ちくださった方は是非そちらに顔を出して頂けたらと思います。

詳細が決まり次第アナウンスさせて頂きますので、少々お待ちください。

では、また。

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